「負荷平均」の版間の差分

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説明を(もうすこし)ていねいに。
(→‎簡便算出法の原理: 指数的加重移動平均 の、金融工学での応用との違い。など。)
(説明を(もうすこし)ていねいに。)
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CPU の数と負荷平均の値が、ほぼ同じなら、<br>
CPU の数と負荷平均の値が、ほぼ同じなら、<br>
性能と負荷のバランスが、(この観点だけからは)ほぼ理想的だった<br>
性能と負荷のバランスが、(この観点だけからは)ほぼ理想的だった<br>
ことになる。<br>
ことになる。<ref><br>
実行時間の割り当てだけを待っているプロセスがある一方で、<br>
空き時間になっている CPU もある、<br>
というような偏りがなかったかどうかは、別の問題。<br>
</ref><br>
マイクロプロセッサーでは、「コアの数」が、内蔵する CPU の数。<br>


== その簡便算出法 ==
== その簡便算出法 ==
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    前回の算出値
    前回の算出値
  とを、加重平均する。
  とを、加重平均する。
  そのウェイトは、
     1 分間なり、 5 分間なり、 15 分間なりでの、
     1 分以上前なり、 5 分以上前なり、 15 分以上前なり
算出回数を N とすると、前回の算出値のウェイトは、
  の算出値のウェイトが、
   exp( - 1 / N )
     1 / exp( 1 )
になっている。したがって、
  以下になるように定められている。
     1 分以上前なり、 5 分以上前なり、 15 分以上前なりの、
  算出値のウェイトは、
     exp( - 1 )  =  1 / exp( 1 )
  以下になる。
なお、浮動小数点計算をさけ、整数計算だけで済ませるため、<br>
なお、浮動小数点計算をさけ、整数計算だけで済ませるため、<br>
例えば、以下のようにしている。<br>
例えば、以下のようにしている。<br>
* 算出値は、 2 の L 乗倍した値で保持。
* 算出値は、 2 の L 乗倍した値を整数で保持。
* 「その時点で "ready to run" なプロセスの数」も、<br><!--
* 「その時点で "ready to run" なプロセスの数」も、<br><!--
-->まず L ビット左シフト。
-->まず L ビット左シフト。
* 各ウェイトは、 2 の M 乗倍されている。
* 各ウェイトは、 2 の M 乗倍した値を整数定数とする。
* 加算結果を M ビット右シフトする。
* 加算結果を M ビット右シフトする。


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