「一間高ガカリ・下ツケ カケツギ」の版間の差分

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== 第二型==
== 第二型==
 『以下の図を見ながら読んでいただきたいのですが、そもそもこの定石に対する打ち込みは■がある配石がが出発点となります。打ち込み箇所はいろいろ考えられるのですが、現在は❶がもっとも有力とされていて、その時の黒の狙いは★であり、これを封じるには白◎とするのが常識的。よって打込み後の黒は阿・伊・宇から次の着手を選ぶ。。。』といった■を前提とした定石後の展開については「基本定石事典 上」、「はじめての基本定石」、「辺の戦い辞典」に書いてあるので、そちらをご一読ください。<br>
 『以下の図を見ながら読んでいただきたいのですが、そもそもこの定石に対する打ち込みは■がある配石がが出発点となります。打ち込み箇所はいろいろ考えられるのですが、現在は❶がもっとも有力とされていて、その時の黒の狙いは★であり、これを封じるには白◎とするのが常識的。よって打込み後の黒は阿・伊・宇から次の着手を選ぶ。。。』といった■を前提とした定石後の展開については「基本定石事典 上」、「はじめての基本定石」、「辺の戦い辞典」に書いてあるので、そちらをご一読ください。<br>
 ■がある時は第一型に戻り、白は一間トビして守るのが多くのアマの打ち筋である、というのが第一型の結論でした。第二型では■がない時の❶への打ち込みを取り上げます。<br>
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__ABCDEFGHIJKLMNOPQRS
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02┠┼┼┼┼┼┼┼┼阿┼┼┼◎★┼┼┼┨
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03┠┼┼┼┼┼■┼○伊┼┼❶┼○●●┼┨
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 ■がある時は第一型に戻り、白は一間トビして守るのが多くのアマの打ち筋である、というのが第一型の結論でした。第二型では■がない時の❶への打ち込みを阿と伊について取り上げます。宇はどうするんだ、と思われるでしょうが、上述の本を読んでから考えれば■がない時の宇は本来ならありえない(黒ツブレ)であることが分かってもらえると思います。アマの対局例ではそれでも宇は多いのですが、ここでは取り上げません。<br>
===黒:その1===
===黒:その1===
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