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不登校の俺が勇気をだして、学校に行った結果。

辺りの人が皆俺を睨むように(睨んではない)こちらをみて、正直今すぐにでも、家に帰ってネットの海に飛び込みたかった 近づくにつれ、古道が早まる。お化け屋敷の中にいるみたいだった。

なんとか、学校の門の前まで来てみると、門が完全に封鎖されていた まぁ、当たり前だ。今は授業中だし、開いていた方がおかしいと思う。

授業が終わる前にさっさと入ってしまおうと、門を開いた瞬間、ギー!!っと鉄が擦れる音が鳴る。 あっ、しまったっと急いで門を締め直す。 あぁ、閉めてしまった。 それが俺の感想だった。 今まで耐えてきた不安や恐怖が、一気に溢れてきて、だんだんともう、辞めようかなと、思ってしまう。

だか、それではだめだ。 門のそのさきはただの学校。不良が屯する学校ではない。 勇気を振り絞り、学校へと入っていった。 耳に入ってくるのは、コツンコツンとチョークを書く時になる、独特な音。

流石にいきなり教室と言うのは難易度が高すぎるので、職員室から尋ねることにした。 職員室、ノックを2回して先生を呼ぶ。

数秒の時が流れ、扉が開かれる。 扉の先には、一年の時に数学の先生だった女性。 その女性が、最初に発言した言葉は、

「学校、来れたんだね」

嬉しくなった。なにかの柵から抜け出せたような感覚がした。

事前に宣言しておいた、あまり学校に来ない人用の教室に連れて行かれた。



@



3時間、授業にしては短い時間。だか、俺にとっては長かった3時間。 すべてを終え、家へと帰った。

扉を開けて、母に知らせようと思い、リビングに向かうと、姉と母の話し声がした。


姉「今日、○○学校行かぁたで」 母「どうせ、そこらへんで時間つぶして帰ってくるだけやろ」

幸せに満ちていた俺の心は一気にどん底へと叩きこまれた。 なぜ信じないの? おかしい。 俺はいった。しっかりといった。 

それからはいわずもがな、母と討論したが、断固として信じなかった。