「置き碁・指導碁について」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
35行目: 35行目:


 四子局以上には「天下四目 上」(東京創元社、徐 奉洙(ソ・ボンス))があることは冒頭に述べました。四子局以上については棋譜並べで効率よく勉強するのはちょっと難しいのではないかと思います。<br>
 四子局以上には「天下四目 上」(東京創元社、徐 奉洙(ソ・ボンス))があることは冒頭に述べました。四子局以上については棋譜並べで効率よく勉強するのはちょっと難しいのではないかと思います。<br>
 自分自身を振り返ると、四子局以上の課題は以下の三点でした。<br>
 自分自身を振り返ると、四子局以上の課題は以下の順序で上がっていきました。<br>


『四子局』<br>
 ・コゲイマ受けを徹底し、四隅を地にすることと中央に出ることを覚える<br>
 ・コゲイマ受けを徹底し、四隅を地にすることと中央に出ることを覚える<br>
 ・一間ばさみは必然性がない限り仕掛けない<br>
 ・一間ばさみは必然性がない限り仕掛けない<br>
 ・(「並べて学ぶ」全ての棋譜を並べたら)二間高バサミ定石に取り組む<br>
 ・コゲイマ受けに飽きたら、二間高バサミ定石に取り組む<br>


 四子局では参考となる棋譜はあまりありませんが、以下を挙げます。<br>
 四子局では参考となる棋譜はあまりありませんが、以下を挙げます。<br>
47行目: 48行目:
 自分の三子局の取り組みは、以下でした。<br>
 自分の三子局の取り組みは、以下でした。<br>


『三子局』<br>
 ・白の星打ちには スベって二間ビラキ・はさまれたら三々入り の超頻出二定石のどちらかで簡明に済ませる<br>
 ・小目には一間高ガカリ下ツケ引き定石で打ち、手厚く逃げ切ることを覚える<br>
 ・小目には一間高ガカリ下ツケ引き定石で打ち、手厚く逃げ切ることを覚える<br>
 ・二連星に内側からかかられたら星の二間高ばさみを徹底する<br>
 ・二連星に内側からかかられたら星の二間高ばさみを徹底する<br>
60行目: 63行目:
 ・三子局:「並べて学ぶ布石とヨセ」の第一集 ”タスキ星” (解説は「基本布石事典 下」P.130~139)<br>
 ・三子局:「並べて学ぶ布石とヨセ」の第一集 ”タスキ星” (解説は「基本布石事典 下」P.130~139)<br>


 の、各々三局、計六局を挙げておきます。上手から見た場合、二子局の最初の選択肢はミニ中国流ではないかと思います。<br>
 の、各々三局、計六局を挙げておきます。<br>
 二子局での取組はだいたい以下の順序でレベルを上げていきました<br>
 
『二子局』<br>
 ・最初は星打ちで三隅を星でいただき、白の掛りはコゲイマ受け<br>
 ・慣れたら小目打ちして一間高ガカリ下ツケ引き定石<br>
 ・次のステップとして小目打ちして白の掛りを待ち、一間高ガカリ、ケイマガカリどちらも二間高ばさみ<br>


==互先==
==互先==
2,496

回編集

案内メニュー