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2010年代初頭、世界中にデモが広がった。「アラブの春」、スペインの「M‐15」運動、アメリカのウォール街占拠…敵は金融業、マスコミ、警察、そして政治家だった。抵抗するのは、多様な人間の集合体=マルチチュード。かれらは自然発生的に集まり、リーダー不在のまま支配者層を動揺させた。一部の人だけを利する政治が否定され、あたらしい統治のかたちが示されたのだ。機能不全に陥った現在の代議制民主主義にNOを突きつけ、真に民主的な政治をとりもどすための「宣言」の書。
2010年代初頭、世界中にデモが広がった。「アラブの春」、スペインの「M‐15」運動、アメリカのウォール街占拠…敵は金融業、マスコミ、警察、そして政治家だった。抵抗するのは、多様な人間の集合体=マルチチュード。かれらは自然発生的に集まり、リーダー不在のまま支配者層を動揺させた。一部の人だけを利する政治が否定され、あたらしい統治のかたちが示されたのだ。機能不全に陥った現在の代議制民主主義にNOを突きつけ、真に民主的な政治をとりもどすための「宣言」の書。
<cite>--[https://www.amazon.co.jp/dp/4140912030 Amazonより引用]</cite>
<cite>--[https://www.amazon.co.jp/dp/4140912030 Amazonより引用]</cite>
</blockquote>
・議論 特になし
===2019年9月===
'''''ジョセフ・E. スティグリッツ『これから始まる「新しい世界経済」の教科書』'''''
<blockquote>
アメリカ型資本主義にリードされた世界各国で、経済は強くなっても中流層は弱くなるという未曽有の事態が次々と発生。富裕層に富は集中し、中・下層は沈んでいくばかりで、巨大な格差社会が到来してしまった。同時に国家や社会を疲弊させ、各国で動乱や経済危機を生み続けている。一体これはなぜなのか?これまでの経済学はどこで間違ってしまったのか?気鋭のノーベル賞経済学者スティグリッツが、ゆがめられた資本主義の真実を暴き、新しい世界経済のあり方を問う!
<cite>--[https://www.amazon.co.jp/dp/4198641048 Amazonより引用]</cite>
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・議論 特になし
===2019年10月===
'''''J ヘザー・ブーシェイ 『ピケティ以後 経済学と不平等のためのアジェンダ』'''''
<blockquote>
空前の大ブームを巻き起こしたトマ・ピケティ『21世紀の資本』。
その余波、功罪、真価を経済学の最先端で活躍する論者が問い直す。
ポール・クルーグマンやマイケル・スペンスら24人の論者が各視点から行った考察に加え、
それらに対するピケティ自身の応答を収録。専門家による待望のピケティ分析本。
ピケティの真価を問う。
<cite>--[https://www.amazon.co.jp/dp/B07S73VF4L Amazonより引用]</cite>
</blockquote>
・議論 特になし
===2019年11月===
'''''ハンス・ロスリング 『ファクトフルネス』'''''
<blockquote>
ここ数十年間、わたしは何千もの人々に、貧困、人口、教育、エネルギーなど世界にまつわる数多くの質問をしてきた医学生、大学教授、科学者、企業の役員、ジャーナリスト、政治家―ほとんどみんなが間違えた。みんなが同じ勘違いをしている。本書は、事実に基づく世界の見方を教え、とんでもない勘違いを観察し、学んだことをまとめた一冊だ。
<cite>--[https://www.amazon.co.jp/dp/4822289605 Amazonより引用]</cite>
</blockquote>
・議論 特になし
===2019年12月===
'''''キャス サンスティーン 『インターネットは民主主義の敵か』'''''
<blockquote>
インターネットでの言論は「絶対に自由」であるべきだ―ネット第一世代が唱えたその主張に対し、著者は自由と民主主義の原理にもとづき異議を申し立てる。出版以来、全米に賛否両論を巻き起こした本書は、インターネットの将来のみならず、「討議型民主主義」と「表現の自由」に関心あるすべての方への基本書といえる。
<cite>--[https://www.amazon.co.jp/dp/4620316601 Amazonより引用]</cite>
</blockquote>
・議論 特になし
===2020年1月~2021年4月===
休み
===2021年5月===
'''''ミシェル・ド・セルトー『日常的実践のポイエティーク』'''''
<blockquote>
読むこと、歩行、言い回し、職場での隠れ作業…。それらは押しつけられた秩序を相手取って狡智をめぐらし、従いながらも「なんとかやっていく」無名の者の技芸である。好機を捉え、ブリコラージュする、弱者の戦術なのだ――。科学的・合理的な近代の知の領域から追放され、見落とされた日常的実践とはどんなものか。フーコー、ブルデューをはじめ人文社会諸科学を横断しつつ、狂人、潜在意識、迷信といった「他なるもの」として一瞬姿を現すその痕跡を、科学的に解釈するのとは別のやり方で示そうとする。近代以降の知のあり方を見直す、それ自体実践的なテクスト。
<cite>--[https://www.amazon.co.jp/dp/4480510362 Amazonより引用]</cite>
</blockquote>
===2021年6月===
'''''マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』'''''
<blockquote>
ハーバード大学の学生の三分の二は、所得規模で上位五分の一にあたる家庭の出身だ。
にもかかわらず、彼らは判で押したように、自分が入学できたのは努力と勤勉のおかげだと言う――
人種や性別、出自によらず能力の高い者が成功を手にできる「平等」な世界を、私たちは理想としてきた。
しかしいま、こうした「能力主義(メリトクラシー)」がエリートを傲慢にし、「敗者」との間に未曾有の分断をもたらしている。
この新たな階級社会を、真に正義にかなう共同体へと変えることはできるのか。
超人気哲学教授が、現代最大の難問に挑む。
<cite>--[https://www.amazon.co.jp/dp/4152100168 Amazonより引用]</cite>
</blockquote>
===2021年7月===
'''''ジェームズ・ヘックマン『幼児教育の経済学』'''''
<blockquote>
なぜ幼少期に積極的に教育すべきなのか?幼少期に適切な働きかけがないと、どうなるのか?早い時期からの教育で、人生がどう変わるのか?子供の人生を豊かにし、効率性と公平性を同時に達成できる教育を、経済学の世界的権威が徹底的に議論する。
<cite>--[https://www.amazon.co.jp/dp/4492314636 Amazonより引用]</cite>
</blockquote>
===2021年8月===
''''ヘレナ・ローゼンブラット『リベラリズム 失われた歴史と現在』'''''
<blockquote>
「リベラル」なリベラリズムの再生に向けて。
近年、リベラリズムに対する脅威が、世界中で日増しに高まりを見せているなか、「ポピュリズム」とは何を意味するのかに多大なる関心が注がれるようになってきた。しかし、「リベラリズム」とは何を意味するかについては、それに比すべき研究はなされていない。リベラリズムを擁護する本や、攻撃する本はいくらでもあるが、奇妙なことに、そもそもリベラリズムはとはいったい何なのかに関する合意は、ほとんど存在しない。現在のアメリカなど、今日リベラル・デモクラシーが直面しているいくつもの危機に共に立ち向かうために必読の一冊である。
<cite>--[https://www.amazon.co.jp/dp/4791772911 Amazonより引用]</cite>
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==指摘されている問題点==
==指摘されている問題点==

2021年7月31日 (土) 05:08時点における最新版


嫌儲読書部毎月課題図書を決めて議論しよう部とは、
2018年5月頃、思いつき[1]で始まった部活動である


概要

課題図書を決め皆で読む


課題図書一覧

これまでの課題図書と議論


2018年6月

シャンタル・ムフ『政治的なものについて――闘技的民主主義と多元主義的グローバル秩序の構築』

「左派右派をこえて」「コスモポリタン民主主義」というかけ声のもと、時代遅れのものとして無視されるようになった政治的な敵対性。しかし、右翼ポピュリズムの台頭やテロリズムの続発からもあきらかなように、それはネオリベラリズムのヘゲモニー下でむしろ激化している。「政治的なもの」の欠乏に抗して多元主義的民主主義の可能性を探究する理論的思考の到達点。 --Amazonより引用

・議論 特になし

2018年7月

ウィル・キムリッカ『現代政治理論』

公正、自由、善き社会を見据え、今日の政治哲学における知的風景をスケッチ。現代政治理論の最高の到達点を示すとともに、多岐にわたる主題を扱ったスタンダードなテキスト。

--Amazonより引用

・議論 特になし

2018年8月

G.C. スピヴァク『サバルタンは語ることができるか』

フェミニズムとポストコロニアルの問題圏の交差点に定位しつつ、サバルタンの女性と知識人のあり方をめぐって展開される目眩く筆致。従属的地位にあるサバルタンの女性について、知識人は語ることができるのか、フーコーやドゥルーズを批判しながら、一方でインドの寡婦殉死の慣習を詳細に検討した、現代思想の到達地平。 --Amazonより引用

・議論 特になし

2018年8月~2019年2月

休み

2019年3月

エドワード・サイード 『知識人とは何か』

「知識人とは亡命者にして周辺的存在であり、またアマチュアであり、さらには権力に対して真実を語ろうとする言葉の使い手である。」著者独自の知識人論を縦横に語った講演。 --Amazonより引用

・議論 特になし

2019年4月~5月

休み

2019年6月

スーザン・ソンタグ 『反解釈』

「われわれの文化の基盤は過剰、生産過剰にある。その結果、われわれの感覚的経験は着実に鋭敏さを失いつつある。…われわれはもっと多くを見、もっと多くを聞き、もっと多くを感じるようにならなければならない」。「内容」や「解釈」を偏重するこれまでの批評に対し、「形式」を感受する官能美学の復権を唱えた60年代のマニフェスト。「批評の機能は、作品がいかにしてそのものであるかを、いや作品がまさにそのものであることを、明らかにすることであって、作品が何を意味しているかを示すことではない。解釈の代わりに、われわれは芸術の官能美学を必要としている」。 --Amazonより引用

・議論 特になし

2019年7月

休み

2019年8月

アントニオ・ネグリ,マイケル・ハート『叛逆 マルチチュードの民主主義宣言 』

2010年代初頭、世界中にデモが広がった。「アラブの春」、スペインの「M‐15」運動、アメリカのウォール街占拠…敵は金融業、マスコミ、警察、そして政治家だった。抵抗するのは、多様な人間の集合体=マルチチュード。かれらは自然発生的に集まり、リーダー不在のまま支配者層を動揺させた。一部の人だけを利する政治が否定され、あたらしい統治のかたちが示されたのだ。機能不全に陥った現在の代議制民主主義にNOを突きつけ、真に民主的な政治をとりもどすための「宣言」の書。 --Amazonより引用

・議論 特になし

2019年9月

ジョセフ・E. スティグリッツ『これから始まる「新しい世界経済」の教科書』

アメリカ型資本主義にリードされた世界各国で、経済は強くなっても中流層は弱くなるという未曽有の事態が次々と発生。富裕層に富は集中し、中・下層は沈んでいくばかりで、巨大な格差社会が到来してしまった。同時に国家や社会を疲弊させ、各国で動乱や経済危機を生み続けている。一体これはなぜなのか?これまでの経済学はどこで間違ってしまったのか?気鋭のノーベル賞経済学者スティグリッツが、ゆがめられた資本主義の真実を暴き、新しい世界経済のあり方を問う! --Amazonより引用

・議論 特になし

2019年10月

J ヘザー・ブーシェイ 『ピケティ以後 経済学と不平等のためのアジェンダ』

空前の大ブームを巻き起こしたトマ・ピケティ『21世紀の資本』。 その余波、功罪、真価を経済学の最先端で活躍する論者が問い直す。 ポール・クルーグマンやマイケル・スペンスら24人の論者が各視点から行った考察に加え、 それらに対するピケティ自身の応答を収録。専門家による待望のピケティ分析本。 ピケティの真価を問う。 --Amazonより引用

・議論 特になし

2019年11月

ハンス・ロスリング 『ファクトフルネス』

ここ数十年間、わたしは何千もの人々に、貧困、人口、教育、エネルギーなど世界にまつわる数多くの質問をしてきた医学生、大学教授、科学者、企業の役員、ジャーナリスト、政治家―ほとんどみんなが間違えた。みんなが同じ勘違いをしている。本書は、事実に基づく世界の見方を教え、とんでもない勘違いを観察し、学んだことをまとめた一冊だ。 --Amazonより引用

・議論 特になし

2019年12月

キャス サンスティーン 『インターネットは民主主義の敵か』

インターネットでの言論は「絶対に自由」であるべきだ―ネット第一世代が唱えたその主張に対し、著者は自由と民主主義の原理にもとづき異議を申し立てる。出版以来、全米に賛否両論を巻き起こした本書は、インターネットの将来のみならず、「討議型民主主義」と「表現の自由」に関心あるすべての方への基本書といえる。 --Amazonより引用

・議論 特になし

2020年1月~2021年4月

休み

2021年5月

ミシェル・ド・セルトー『日常的実践のポイエティーク』

読むこと、歩行、言い回し、職場での隠れ作業…。それらは押しつけられた秩序を相手取って狡智をめぐらし、従いながらも「なんとかやっていく」無名の者の技芸である。好機を捉え、ブリコラージュする、弱者の戦術なのだ――。科学的・合理的な近代の知の領域から追放され、見落とされた日常的実践とはどんなものか。フーコー、ブルデューをはじめ人文社会諸科学を横断しつつ、狂人、潜在意識、迷信といった「他なるもの」として一瞬姿を現すその痕跡を、科学的に解釈するのとは別のやり方で示そうとする。近代以降の知のあり方を見直す、それ自体実践的なテクスト。 --Amazonより引用

2021年6月

マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』

ハーバード大学の学生の三分の二は、所得規模で上位五分の一にあたる家庭の出身だ。 にもかかわらず、彼らは判で押したように、自分が入学できたのは努力と勤勉のおかげだと言う――

人種や性別、出自によらず能力の高い者が成功を手にできる「平等」な世界を、私たちは理想としてきた。 しかしいま、こうした「能力主義(メリトクラシー)」がエリートを傲慢にし、「敗者」との間に未曾有の分断をもたらしている。 この新たな階級社会を、真に正義にかなう共同体へと変えることはできるのか。

超人気哲学教授が、現代最大の難問に挑む。 --Amazonより引用

2021年7月

ジェームズ・ヘックマン『幼児教育の経済学』

なぜ幼少期に積極的に教育すべきなのか?幼少期に適切な働きかけがないと、どうなるのか?早い時期からの教育で、人生がどう変わるのか?子供の人生を豊かにし、効率性と公平性を同時に達成できる教育を、経済学の世界的権威が徹底的に議論する。 --Amazonより引用

2021年8月

'ヘレナ・ローゼンブラット『リベラリズム 失われた歴史と現在』

「リベラル」なリベラリズムの再生に向けて。 近年、リベラリズムに対する脅威が、世界中で日増しに高まりを見せているなか、「ポピュリズム」とは何を意味するのかに多大なる関心が注がれるようになってきた。しかし、「リベラリズム」とは何を意味するかについては、それに比すべき研究はなされていない。リベラリズムを擁護する本や、攻撃する本はいくらでもあるが、奇妙なことに、そもそもリベラリズムはとはいったい何なのかに関する合意は、ほとんど存在しない。現在のアメリカなど、今日リベラル・デモクラシーが直面しているいくつもの危機に共に立ち向かうために必読の一冊である。 --Amazonより引用

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指摘されている問題点

・本を買う金がない

参照元

  1. 最近、嫌儲民ってどんどんバカになってない? 来月から課題図書を決め、皆で読んで議論しないか? http://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1527676383/