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810行目: | 810行目: | ||
== このような書式になっている事情 == | == このような書式になっている事情 == | ||
=== | === 【 書きこみログの記録形式 】 === | ||
おおむね次のようになっているようです。<br> | おおむね次のようになっているようです。<br> | ||
名前欄<>メール欄<>年月日 時刻 ID | 名前欄<>メール欄<>年月日 時刻 ID | ||
823行目: | 823行目: | ||
<><>Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0) # NINJA||0|NINJA | <><>Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0) # NINJA||0|NINJA | ||
※ 「NINJA|」の前に「#」がないばあいもあります。 | |||
※ 途中の改行は実際にはなく、1アクセスが1行で記録されています。 | |||
* 「/p=*****/」の「*****」は、投稿に使われたポート番号です。<br>http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/sec2chd/1318664715/192<br>http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/sec2chd/1318664715/204-206n | * 「/p=*****/」の「*****」は、投稿に使われたポート番号です。<br><!-- | ||
* [[ | -->http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/sec2chd/1318664715/192<br><!-- | ||
** | -->http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/sec2chd/1318664715/204-206n | ||
* 浪人ID は、リモホ名のところにも付記され、<br>「NINJA|」の直前にも書きこまれます。 | * [[BE2.0]] を利用した投稿のユーザーエージェントのところは、<br><!-- | ||
** 「[[浪人]] | -->「 # NINJA|」の前に BE-ID がはいり、<br><!-- | ||
-->「NINJA||0|NINJA」の部分が<br><!-- | |||
-->「NINJA|nanja情報|BEレベル|NINJA」になります。<br><!-- | |||
-->http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/mango/1415707069/114<br><!-- | |||
-->http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/mango/1415707069/120<br> | |||
** 旧「[[忍法帖巻物|忍法帖]]」が機能していた時代は、BE とは無関係に、<br><!-- | |||
-->「!ninja」を使用した投稿や忍法帖導入板への投稿などについて、<br><!-- | |||
-->「NINJA||0|NINJA」の部分が<br><!-- | |||
-->「NINJA|忍法帖ID|忍法帖レベル|NINJA」になりました。 | |||
* 浪人ID は、リモホ名のところにも付記され、<br><!-- | |||
-->「NINJA|」の直前にも書きこまれます。 | |||
** 「[[浪人]]」については、旧「[[2chビューア ●|●]]」と同じ位置で<br><!-- | |||
-->記録されています。 | |||
<!-- | <!-- | ||
旧 p2 そのものを利用した投稿については、 | 旧 p2 そのものを利用した投稿については、 | ||
835行目: | 847行目: | ||
migawari についての記載から、ある程度は見当がつくだろうし。 | migawari についての記載から、ある程度は見当がつくだろうし。 | ||
--> | --> | ||
* ユーザーエージェントのところに「p2」とあっても、<br>「p2-migawari」という記載が含まれているばあいは、<br>旧「[[p2.2ch.net|p2]]」そのものとは無関係な、「[[身代わりの術]]」<br>(「身代わりの術」を実現しているサーバーが携帯の代わりに、<br>cookie について保管や送受信をする)を利用した投稿です。 | * ユーザーエージェントのところに「p2」とあっても、<br><!-- | ||
** 「身代わりの術」を利用していた投稿のばあいの<br>リモホ名のところの形式:<br>「身代わりの術」の中間代理サーバーのリモホ名(身代わりID)携帯キャリア側の生IPアドレス | -->「p2-migawari」という記載が含まれているばあいは、<br><!-- | ||
** 「身代わりの術」を利用していた投稿のばあいの<br>IPアドレスのところ:<br>「身代わりの術」の中間代理サーバーのIPアドレス | -->旧「[[p2.2ch.net|p2]]」そのものとは無関係な、「[[身代わりの術]]」<br><!-- | ||
** 「身代わりの術」を利用していた投稿のばあいの<br>ユーザーエージェントなどのところの形式:<br>Monazilla/1.00<br>(P2/p2.2ch.net;<br>p2-user: 身代わりID;<br>p2-client-ip: 携帯キャリア側の生IPアドレス;<br>p2-migawari: 携帯自体の端末ID)<br>NINJA||0|NINJA<br> | -->(「身代わりの術」を実現しているサーバーが携帯の代わりに、<br><!-- | ||
-->cookie について保管や送受信をする)を利用した投稿です。 | |||
** 「身代わりの術」を利用していた投稿のばあいの<br><!-- | |||
-->リモホ名のところの形式:<br><!-- | |||
-->「身代わりの術」の中間代理サーバーのリモホ名(身代わりID)携帯キャリア側の生IPアドレス | |||
** 「身代わりの術」を利用していた投稿のばあいの<br><!-- | |||
-->IPアドレスのところ:<br><!-- | |||
-->「身代わりの術」の中間代理サーバーのIPアドレス | |||
** 「身代わりの術」を利用していた投稿のばあいの<br><!-- | |||
-->ユーザーエージェントなどのところの形式:<br><!-- | |||
-->Monazilla/1.00<br><!-- | |||
-->(P2/p2.2ch.net;<br><!-- | |||
-->p2-user: 身代わりID;<br><!-- | |||
-->p2-client-ip: 携帯キャリア側の生IPアドレス;<br><!-- | |||
-->p2-migawari: 携帯自体の端末ID)<br><!-- | |||
-->NINJA||0|NINJA<br><!-- | |||
-->※ 途中の改行は実際にはなく、半角のスペースで区切られています。 | |||
レス番(スレ内でのレス番号)は、投稿時点では<br> | レス番(スレ内でのレス番号)は、投稿時点では<br> | ||
確定していないため、書きこみログ自体には残りません。<br> | |||
(スレの内部表現形式のほうで、n 行目になるのが、<br> | (スレの内部表現形式のほうで、n 行目になるのが、<br> | ||
レス番 n の書きこみ。) | レス番 n の書きこみ。) | ||
<br> | |||
=== | === 【 レス番以外で投稿を特定する 】 === | ||
書きこみログの開示では、 | 書きこみログの開示では、 | ||
[[# | [[#【 書きこみログの記録形式 】|前述]] | ||
のような記録からの検索<br> | |||
をすることになりますので、<br> | |||
レス番に頼らなくても荒らし行為の投稿を特定できる<br> | |||
「検索キーワード」が必要です。<br> | |||
単独スレッドでの荒らしを例にとると、<br> | 単独スレッドでの荒らしを例にとると、<br> | ||
・固定ハンドル名やトリップを付けて書きこんでいるのなら、名前欄<br> | ・固定ハンドル名やトリップを付けて書きこんでいるのなら、名前欄<br> | ||
855行目: | 886行目: | ||
をキーワードにできるので、<br> | をキーワードにできるので、<br> | ||
このようなばあいに適したものとして書式1が使われていました。<br> | このようなばあいに適したものとして書式1が使われていました。<br> | ||
ただし、このようなキーワードが無いばあいは、<br> | |||
ID で(あるいは、ID | 日時欄が唯一の手がかりになるので、<br> | ||
ID で(あるいは、ID だけで)荒らし行為の投稿を<br> | |||
特定できないのであれば、<br> | |||
書式4のように、すべての報告対象レスを列記した書式<br> | |||
である必要がありました。<br> | |||
<br> | |||
=== | === 【 書式4に一本化 】 === | ||
書式4は手間がかかりますが、<br> | 書式4は手間がかかりますが、<br> | ||
無関係な書きこみが開示に巻きこまれるリスクを小さくできます。<br> | |||
このため結局(中間の段階については省略)、<br> | |||
キーワードの有無などにかかわりなく、<br> | |||
[[#書式4の基本形|書式4]] | [[#書式4の基本形|書式4]] | ||
で報告するようになりました。<br> | |||
<br> | |||
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