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(→第二型) |
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仁ならば逆先手10目(白が一手で利かしとして他所に行くことはない前提)、すなわち20目程度の手ですから、黒(J,04)ツケ(❷)はそれ以上の価値があるというのがプロの判断です。<br> | 仁ならば逆先手10目(白が一手で利かしとして他所に行くことはない前提)、すなわち20目程度の手ですから、黒(J,04)ツケ(❷)はそれ以上の価値があるというのがプロの判断です。<br> | ||
反対の辺にある黒と響きあうように❷とツケて、その後盤上のどこかで戦いにしてしまい、ちまちまヨセるように打って20目がどうしたこうしたといった話は吹き飛ばしてしまおうということのようです。2010年代の戦いを基調とした碁の中では、アマチュアであっても指導碁などで"仁"と打ったら「元気がない」と言われそうですから、やはり今風に❷と打ってみましょう。<br> | |||
戦いに行くのですから、定石書には説明はありません。棋譜も年代的に第一型を引き継いでいますので、第一型で飽き足らなくなったプロ棋士達のねらい目ということのようですね。どの棋譜も複雑な駆け引きの後、❷となり、その後しばらくしてから開戦となるようです。<br> | |||
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