「ヒガナアンチスレまとめ」の版間の差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
ニンドリ情報追加
編集の要約なし
(ニンドリ情報追加)
3,153行目: 3,153行目:
*参考:[[まとめ民]]
*参考:[[まとめ民]]
*ちなみに「サトシのピカチュウがハズレ1位指名という現実」というスレは[[なんでも実況J板]]のスレ
*ちなみに「サトシのピカチュウがハズレ1位指名という現実」というスレは[[なんでも実況J板]]のスレ
</div>
<br>
'''ニンドリ2015年6月号 スタッフインタビュー'''
*23スレ>>429氏
<div class="mw-collapsible mw-collapsed">
429 :{{Namegreen|名無しさん、君に決めた!@転載は禁止}}:2015/04/21(火) 13:11:49.80 ID:3c+BHKQa0
ヒガナとはいったい何者だったのか
―― 「エピソードデルタ」の中心人物ですが、ゲーム内では語られなかったことも多く、ミステリアスな人物でしたね。
大森 ヒガナは流星の民の末裔であり、昔からの話を伝承していく人です。
伝承といえば「いしのどうくつ」で見られる壁画がありますよね?
『ポケモンオメガルビー』と『ポケモンアルファサファイア』で絵が異なるのは皆さんご存知かと思いますが、対になっている壁画にも秘密があるんです。
―― 流星の民の秘密の1つがわかる、と…。
大森 またシナリオ担当(※4)の話では、ヒガナ自身は特別な能力を持っているわけではなく、いたって普通の人なんですよ。
ヒガナはある日シガナという特別な能力を持つ人物の役割を引き継ぐことになるのですが、初めから伝承者としての能力があったわけではありません。
何もできない人間 なりに彼女が行動していく、というのが「エピソードデルタ」の物語の一端なんです。
―― ゲーム内でははっきりと語られていないことですよね?
大森 はい。あえてぼかしています。「何者にもなれなかった」というセリフは出てきますが…。
なんとか世界を救おうとするものの、主人公に伝承することしかできなかったんです。
―― なるほど。
大森 明確な答えがズバリと提示される物語ではないんです。後はプレイヤーの皆さんが想像して、楽しんでもらえたらと思います。
森本 初めて聞く事実がどんどん出てくるなあ!
岩尾 知らなかったです。
―― なんだか、新しい謎も深まってしまったような気がします (笑)。ヒガナのデザインについてはいかがでしょう?
杉森 デザインを担当したのは水谷恵さんです。
大森 外見に関しては、シナリオライターの趣味が入ってる気もします(笑)。髪は黒くて短くて…と、細かく指示がありました。
―― 胸の模様の部分は、メガボーマンダの翼のようにも見えますね。
杉森 ドラゴンタイプのポケモンを使うので、「ドラゴンつかい」っぽいアクセサリーも付けています。
森本 マントを付けていると一気にドラゴンつかいっぽくなりますね。
※4 『ポケモンオメガルビー・アルファサファイア』でシナリオ ゲームデザインのリーダーを務めている貫田将文さん。
431 :{{Namegreen|名無しさん、君に決めた!@転載は禁止}}:2015/04/21(火) 13:30:05.22 ID:3c+BHKQa0
物語に沿った設定がバトルにも生かされていた
メガレックウザ
―― 長く伸びたヒゲが印象的ですね。
大森 体の模様がはがれ、 ヒゲになっています。メガストーンなしでメガシンカできるのは、体の中にメガストーンが入っているからなんです。
「エピソードデルタ」のストーリーと絡めて「△」(デルタ)のデザインを盛り込んでもらえないかとデザイナーにお願いをしました。
杉森 にょろにょろとしたヒゲの部分が、空を飛んでいる時にどうなっているかなどを考えている中で、「デルタ形になって飛ぶ」という案も出て採用しました。
―― どうぐを持たずにメガシンカできるのは「エピソードデルタ」の流れから決まったのでしょうか?
大森 そうです。物語の流れを反映させています。
岩尾 バトルという視点から見ますとレックウザのメガシンカはとても都合がいいんですよ。
ドラゴン・ひこうタイプを持つポケモンは、こおりタイプの攻撃に対して圧倒的に不利なんです。これは多少能力が変動したぐらいでは覆せません。
ですがメガレックウザは特性「デルタストーム」でひこうタイプの弱点がなくなったことで、こおりタイプの攻撃で一発でひんしになる可能性がグッと減り、
バトルでの立ち回り方や戦略の幅がかなり広がるようになりました。
「グラードンとカイオーガの争いをレックウザが鎮める」という神話がゲーム内にありますが、実際のバトルでもこの役割を再現できるようになったかなと思います。
森本 ゲンシグラードンとゲンシカイオーガはバトルに出た時点で自分に有利な天気に変化させることができますが、
レックウザはメガシンカなので必ず後だしになるんですね。天気を書き換えて有利に戦えるようになっています。
438 :{{Namegreen|名無しさん、君に決めた!@転載は禁止}}:2015/04/21(火) 13:44:46.01 ID:3c+BHKQa0
新たに描かれるダイゴの人物像
―― 「エピソードデルタ」では物語の中心人物の1人として、ダイゴの新たな一面をたくさん見ることができましたね。
大森 「エピソードデルタ」ではダイゴのかっこいいところだけじゃなく、本編では見られなかったふだんの様子や、悩んでいる姿を描くようにしました。
―― ツワブキ社長のことを「おやじ!」と呼ぶ姿は印象的でした。
大森 ダイゴ自身もいろいろ考えて行動するのですが、最終的に事件を解決するのは主人公ですよね。
それを受けて、「エピソードデルタ」の最後で「自分が世界に対してできることは何なのか?」「もっと世界のことを知らなければいけないのではないか?」
と思い悩んだ結果、ダイゴはチャンピオンの座をミクリに渡して旅に出ることになるわけです。
―― なるほど。
大森 もちろんダイゴ自身はすごい人ではあるんですけど、自分の無力さを知ることで悩むという、人間味を描きたかったんです。
岩尾 シナリオ担当からは、ダイゴに限らず「登場人物たちの成長する姿を見せていきたい」という話がありましたね。
大森 ただ単に物語の中で役割を全うするだけではなく、ダイゴ自身の成長する姿を見せていきたいと考えました。
マグマ団・アクア団も、「自分の取った行動に責任を持つ」という、大人としてのふるまいを描きました。
444 :{{Namegreen|名無しさん、君に決めた!@転載は禁止}}:2015/04/21(火) 13:58:54.81 ID:3c+BHKQa0
最強のライバルへと成長するミツル
―― ミツルの成長ぶりは、著しいものがありましたね! バトルリゾートで2回目以降に戦う時は、手持ちポケモンや持たせている道具も「ガチ」という感じです。
岩尾 これはデータの作成担当者が「とにかく強さを求めている感を出してほしい」といった大森の要望をくみとったものですね。
ただ、「巷で強いと言われているポケモンを詰め込んだ」という感じもしますよね。ゲーム内では描かれていませんが、
ポケモントレーナーとして成長していく中で、また違う戦い方も考えていくだろうと思います。
大森 バトルリゾートで戦うミツルもまだまだ成長途中というわけですね。
ギリーとフライゴンについて
―― パートナーがフライゴンなのは、何か理由があるのでしょうか?
岩尾 ひみつきちでひたすら遊んでいるようなギリーが、一緒に連れ歩いているのにちょうどイメージが合うと思いまして。
「そらをとぶ」「ひみつのちから」など、ひみつきち探しにぴったりなわざを覚えて、
他の主要キャラクターが使っていないホウエン地方のポケモンがフライゴンだったんですよ。
メガシンカはしませんが、僕はフライゴン好きなんです。
―― 主要人物はメガシンカするポケモンを連れていることが多いですが、フライゴンは例外ですよね。
杉森 フライゴンは『ポケモンX・Y』の時からメガシンカする候補にあったんですが、
デザインをまとめきれず選考から漏れてしまった感じです。
449 :{{Namegreen|名無しさん、君に決めた!@転載は禁止}}:2015/04/21(火) 14:13:44.07 ID:3c+BHKQa0
今作のテーマ
大森 今作のテーマの1つは「共存」です。最終的にマグマ団とアクア団が協力し合う関係になるのですけれども、
例えば、マツブサとホムラなどのリーダーと幹部や、ホムラとカガリ、イズミとウシオといった幹部同士も、
それぞれに足りない部分を補い合っているという関係性を考えてデザインやセリフ回しを作っていきました。
12年の思い
杉森 12年…だいぶその頃と、ゲームの作り方って変わりましたね。
当時は頑張って作ったつもりですが、今見ると技術的にも未熟で心残りだった部分はありました。
ですが若いスタッフたちが中心になって補完してくれ、完全版の形にしてくれました。
今回キャラクターのリメイクは若い人にやってもらったのですが、当時どういう意図でデザインしたのかなどを度々聞かれまして。
忘れていたことを思い出すのは大変だったのですが、伝えるべきことを再確認することができました。
『ポケットモンスター』シリーズ最新作としても完成度が高く、自信を持ってオススメできる作品になってよかったなと思います。
おしまい
</div>
</div>
<br>
<br>

案内メニュー