「置き碁・指導碁について」の版間の差分

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 多子局の置碁は月に1回もすれば十分と言われるインストラクターの方がおられました。定先か二子局が一番勉強になるとも。プロやインストラクターによる指導碁で感想戦がきっちりしている、棋譜がもらえるというのはよい指導だそうです。棋士も人なので五面打ち以上はやはり疲れるようです。日本棋院での指導碁は三面打ち3回戦が基本です(一部4回戦)。きっとこれくらいの対局数が一番効率がよいのでしょう。10面打ちとか千面対局とかはイベント以上のものではないようです。<br>
 多子局の置碁は月に1回もすれば十分と言われるインストラクターの方がおられました。定先か二子局が一番勉強になるとも。プロやインストラクターによる指導碁で感想戦がきっちりしている、棋譜がもらえるというのはよい指導だそうです。棋士も人なので五面打ち以上はやはり疲れるようです。日本棋院での指導碁は三面打ち3回戦が基本です(一部4回戦)。きっとこれくらいの対局数が一番効率がよいのでしょう。10面打ちとか千面対局とかはイベント以上のものではないようです。<br>
 本当にアマのためになる指導者は本手の連続で一目勝ちを狙ってくるので、下手も自然と本手を覚えるのだそうです。しかし、アマ高段者と級位者の多子局では勝負の面が強くなってしまい、上手の紛れを求める手から下手はいいようにやられてしまう、これは上達のためにならないということでした。<br>
 本当にアマのためになる指導者は本手の連続で一目勝ちを狙ってくるので、下手も自然と本手を覚えるのだそうです。しかし、アマ高段者と級位者の多子局では勝負の面が強くなってしまい、上手の紛れを求める手から下手はいいようにやられてしまう、これは上達のためにならないということでした。<br>
 元県代表の方はプロの指導碁を受けているが2週に1回だと言っていました。県代表までいくとプロとの対局でしか刺激が受けられないと思いますが、そうでない人はレベル差が大きいので刺激を自分のものにするのが大変なのかもしれません。<br>
 元県代表の方はプロの指導碁を受けているが2週に1回だと言っていました。県代表までいくとプロとの対局でしか刺激が受けられないのかと思いますが、そうでない人はレベル差が大きいので刺激を受けても自分のものにするのが大変なのかもしれません。<br>
 この方も、自分と同レベルから少し強い人がたくさんいる集団に属して対局後に感想を述べあうのが好ましい環境と言われていました。この場合は本手を学ぶのは難しいですが、下手は上手の手が理解しやすいので勉強になります。上手も少し昔の自分のことを思い出して、自信をもってダメ出しができます。<br>
 この方も、自分と同レベルから少し強い人がたくさんいる集団に属して対局後に感想を述べあうのが好ましい環境と言われていました。この場合は本手を学ぶのは難しいですが、下手は上手の手が理解しやすいので勉強になります。上手も少し昔の自分のことを思い出して、自信をもってダメ出しができます。<br>
 プロ棋士もインストラクターも元県代表もみな言われたこととして、囲碁ファンはお金にシビアな人が多いので、金銭的に効率のよい楽しみ方、勉強方法を提供していくのが大事というのがありました。プロ棋士によると、公民館などでの地域活動によい集団が見受けられるのが囲碁の特徴だそうです。ネット碁よりも近所の集会所などの方が遊ぶのにはよい環境かもしれません。趣味を通じて地域の人のつながりが持てるというのはありがたいことでもあります。<br>
 プロ棋士もインストラクターも元県代表もみな言われたこととして、囲碁ファンはお金にシビアな人が多いので、金銭的に効率のよい楽しみ方、勉強方法を提供していくのが大事というのがありました。プロ棋士によると、公民館などでの地域活動によい集団が見受けられるのが囲碁の特徴だそうです。ネット碁よりも近所の集会所などの方が遊ぶのにはよい環境かもしれません。趣味を通じて地域の人のつながりが持てるというのはありがたいことでもあります。<br>