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みんなさん見てくださいませんか? | みんなさん見てくださいませんか? | ||
被害防止 | 被害防止 | ||
== 詐欺師山本一郎 == | |||
KKC山本一郎「未常識の経済」 http://brog.keiten.net/?eid=1097212 | |||
詐欺師の素顔】年金老人から350億円を巻き上げたKKC「山本一郎」出所してもまだやってます! | |||
この知人によれば、出所後も、配当がもらえなくなったお年寄りが山本氏に対し、「金を返せ!」と迫ったことがあった。しかし、山本氏はちっとも悪びれず、「俺は捕まってもまた刑務所に入れば済む。その代わり、金は一切返ってこないぞ!」と言って、煙に巻いてしまったのだという。 | |||
「今は中国人がもっぱらのターゲット。彼らからがんがんお金を吸い上げているので、ずいぶん羽振りの良い様子でした」(同) | |||
当の山本氏に聞くと、 | |||
「あぁ確かに中国人はいっぱい来てるよ。でも、あいつらには“オレは詐欺師だ”と正直に言ってあるからな。 | |||
== 詐欺師山本一郎 == | |||
当社を誘った取って置きのビジネスKKCの山本一郎と競球の山本意致朗 | |||
(敬天新聞12月号) | |||
先日、新橋駅前で街頭演説をしていると、演説内容に共鳴をしたという一人の女性から声を掛けられた。 | |||
行く末に不安が募るばかりだが次世代の為にも、今を生きる大人の私たちが何とかしなければならない等と世間話をしているうちに意気投合した女性は、「私はこれで救われた」と言って、幸せになれる取って置きのビジネスを教えてくれた。 | |||
この会社にお金を預ければ預けるほど、元金は保証され毎月多額の報酬が得られるという夢のような話であった。既に一回目の報酬を手に入れたから本当の話だという。真っ黒い街宣車を前に、しかも詐欺糾弾専門紙を自負している当社に対して、真剣に資料を見せて説明するのだから、女性は本気である。その素晴らしい会社の社長の名刺を拝見させていただくと、あの人だった!。KKCの山本一郎である。敢えて説明するまでもないが、KKC(経済革命倶楽部)の山本一郎は、平成七年に僅か一年足らずの期間で全国一万二千人の会員から三五〇億円を集めた詐欺師として名を馳せた御仁である。一千億円を集めた波和二が「円天」を餌にしたように、三五〇億円を集めた山本一郎は「平成小判」を餌にした。 | |||
一〇年間を塀の中で過ごし、娑婆に出た山本一郎は、週刊誌などに登場しKKCは革命的な事業であったにもかかわらず、国家権力の横暴による不当逮捕であったと持論を展開していた。その山本一郎が、名を山本意致朗に改め、㈱競球(西浅草三‐三‐十二)なる会社を設立し新たに金を集めているようだ。 | |||
球転がしで銭儲け | |||
一部のメディアが取り挙げていたし、当紙社主を山本一郎に会わせようとする者もいたので、山本が金を集めているというのは何となく知っていた。今度の構想は、競馬でいう馬主ならぬ「球主」を集め出資させ、巨大な競技場にいくつもの球を転がして順位を競うギャンブル事業だ。馬のように維持費はかからず出走する球に会社などのPRも入れられるから投資する企業が殺到し、レース事業でみんなが潤うというものだ。 | |||
特許庁に申請した素晴らしい事業だというが、女性が手にした資料をよく見たら、単なる名前の商標登録だった。そんな虚勢をかましながら訳の分からない妄想を実現可能な構想であると信じ込ませながら、主に無知な女性や過去の事件を知らない外国人(中国人)をターゲットに、競球事業をPRする本だの浄水器の販売権利だのを謳って金を集めているようだ。 また、金を持っている人には四五六万円を預けると九ヶ月間毎月一〇〇万円支払われる長期コースという儲け話を勧めている。たったの九ヶ月で四五六万円が九〇〇万円になって返ってくるというが、合理的な根拠が何ひとつ資料には示されていない。それなのに信じる人がいるのは、山本の無から有を作りだす希代の話術のせいだろう。 | |||
因みに女性の話だと、山本の事務所で現金を配るそうだが、山本の机の上には現金が山の様に積まれていたという。これは、訪問者の気を引く見せ金だろう。全て本物か疑わしい。 | |||
未常識の経済 | |||
当紙も幸せになりたいので、どれだけ山本の考えが素晴らしいのか、山本と競球事業をPRした「未常識の経済」という本を読んでみた。ところが全く魅力を感じるどころか、さっぱり理解できない。唯一興味を引いた記述は、四十九ページのKKCが「なぜ、強制捜査を受けることになったか」という項である。山本は、世間に詐欺師呼ばわりされて逮捕されることになった発端を、この本で次のように語っている。 | |||
『何故に出資法違反という形で強制捜査を敢行される状況に陥ったのかというと、急激に発展した事業には付き物の、恐喝まがいのゆすり・たかりの族が増えてくるのである。その一端が、怪しき新聞の勧誘から始まった。ある新聞が、KKC広報担当のところへ、五〇〇万円で買ってくれという申し入れを持ってきた。その申し出をKKCは即座に断った。この申し出を断ったことにより、「私らを敵に回すと高くつく」と脅しのような捨て台詞を吐いて、その場を立ち去ったらしい。その事件の後、何故かKKCに対して執拗な街宣活動が始まった。その街宣の内容はKKCを陥れる内容で「高齢者を食い物にしている」などだったが、逆に宣伝になり高齢者が競って入会するような状況だった。その街宣も何の効果もないので放置しておけばよいのだが、KKCの入っていたビルの社長が「このビルは誰の物か知っているのか」などと追い返していた。 | |||
そのうち、街宣行動もあまりにも頻繁に来るようになったので、牽制のため一一〇番した。それで、赤坂署の警察のパトカーがその街宣車を追い返すようになった。ところが追い返された者たちは、赤坂警察等へ「KCCの方をよく調べろ」と言うようになっていく。当然乍ら、赤坂警察から二人の取調官がKKCの方へ来た』 | |||
長ったらしい文句だが、要は街宣の内容が正しいと警察が判断し、裁判所も犯罪であると認めたから街宣した者ではなく、一一〇番した山本自身が逮捕され、実刑判決を受けたのではないか。「詐欺師は先ず己を騙すことから始める」とはよく言ったものだ。未だ己にかけた催眠術から覚めていないようだ。というか山本会長は本気だな。やっぱり山本意致朗は山本一郎だ。変わってないな。 | |||
ところで新聞社と街宣車って、どこの誰のことを言っているのか?。当紙は取材もしたし街宣もした。だから当紙のことを言っているのだろう。しかし、この文章では当紙が金を要求したようなイメージだが、ちょっと違うだろう。ただ本人の言葉じゃなく広報から聞いた「・・らしい」話だから、いいけどね。 | |||
被害者意識を覚醒する話術 | |||
それにしても競球の構想は、球を転がし順位を競うギャンブル事業であるというが、KKC事件の首謀者であった山本一郎の話を信じ、その構想に金を投じること自体が既にギャンブルをしているようなものである。「未常識の経済」というセリフもKKCの時と全く同じである。果たして、後日組織が破産になった時、信じた者が「被害者」と言えるかどうかは微妙である。少なくとも世間は同情しないのではないか。 それに、山本に会った人は皆、いい人だという。騙されたという感覚がないのだそうだ。その場で語る話に夢があるのだろう。語る話だけで、無から有を作るのだ。人の煩悩にある欲の習性を知り尽くした結果であろう。これも一種の才能である。「未常識の経済」を騙り、非常識に銭を集める山本一郎は敵ながらアッパレである。糾弾対象として申し分ない男である。 |
2015年12月4日 (金) 22:42時点における最新版
『何故に出資法違反という形で強制捜査を敢行される状況に陥ったのかというと、急激に発展した事業には付き物の、恐喝まがいのゆすり・たかりの族が増えてくるのである。その一端が、怪しき新聞の勧誘から始まった。
ある新聞が、KKC広報担当のところへ、500万円で買ってくれという申し入れを持ってきた。その申し出をKKCは即座に断った。この申し出を断ったことにより、「私らを敵に回すと高くつく」と脅しのような捨て台詞を吐いて、その場を立ち去ったらしい。
その事件の後、何故かKKCに対して執拗な街宣活動が始まった。その街宣の内容はKKCを陥れる内容で「高齢者を食い物にしている」などだったが、逆に宣伝になり高齢者が競って入会するような状況だった。
その街宣も何の効果もないので放置しておけばよいのだが、KKCの入っていたビルの社長が「このビルは誰の物か知っているのか」などと追い返していた。そのうち、街宣行動もあまりにも頻繁に来るようになったので、牽制のため110番した。それで、赤坂署の警察のパトカーがその街宣車を追い返すようになった。
ところが追い返された者たちは、赤坂警察等へ「KKCの方をよく調べろ」と言うようになっていく。当然乍ら、赤坂警察から二人の取調官がKKCの方へ来た。』 今被害者2000以上います。被害金额50億䍏 (株式会社ホールデイングス) 住所:東京都台東区西浅草3-3-12 TEL:03-6231-7203 FAX:03-6231-7204
利用者・トーク:LXB1980 『何故に出資法違反という形で強制捜査を敢行される状況に陥ったのかというと、急激に発展した事業には付き物の、恐喝まがいのゆすり・たかりの族が増えてくるのである。その一端が、怪しき新聞の勧誘から始まった。 ある新聞が、KKC広報担当のところへ、500万円で買ってくれという申し入れを持ってきた。その申し出をKKCは即座に断った。この申し出を断ったことにより、「私らを敵に回すと高くつく」と脅しのような捨て台詞を吐いて、その場を立ち去ったらしい。 その事件の後、何故かKKCに対して執拗な街宣活動が始まった。その街宣の内容はKKCを陥れる内容で「高齢者を食い物にしている」などだったが、逆に宣伝になり高齢者が競って入会するような状況だった。 その街宣も何の効果もないので放置しておけばよいのだが、KKCの入っていたビルの社長が「このビルは誰の物か知っているのか」などと追い返していた。そのうち、街宣行動もあまりにも頻繁に来るようになったので、牽制のため110番した。それで、赤坂署の警察のパトカーがその街宣車を追い返すようになった。 ところが追い返された者たちは、赤坂警察等へ「KKCの方をよく調べろ」と言うようになっていく。当然乍ら、赤坂警察から二人の取調官がKKCの方へ来た。』 今被害者2000以上います。被害金额50億䍏 (株式会社ホールデイングス) 住所:東京都台東区西浅草3-3-12 TEL:03-6231-7203 FAX:03-6231-7204
詐欺の被害者と加害者はどちらが悪いですか?
我々は投資法に対して無知だったため、そして自分の欲望のため、鎮痛(ちんつう)の被害にあいました。悔しくて死にたいです。いや、悔しいあまり自殺者がでるのは時間の問題だと思います。自殺だけではなく、無理心中がでても全然不思議ではありません。 2年前から私たちは、元KKC(経済革命倶楽部)の会長だった山本一郎とその詐欺団体に狙われてしまいました。そして今、奴(やつ)は収穫の時期を迎えています。山本一郎曰(いわ)く、今の会員数は1万人いますが、そのうち2000人が中国人で、8000人が日本人だそうです。この1万人は合わせて数百億円のお金を騙され、さらに、「元金がほしければ、大金持ちになりたければ、今の10倍、100倍の新人を紹介したまえ、そして、今の投資金の4倍を再投資したまえ」と脅迫しています。本当にやつの言うとおりにしなければならないのか、どうすればいいのか、わかりません。 私が競球ホールディングスを知ったのは今年の5月でした。親しい友人から教えてもらいました。「え~、そんなに儲かるの?でも、もらえなくなったらどうする?詐欺だったらどうする?怖いね。」と友人に言ったら、友人は「絶対に儲かると、上線の人(紹介してくれた人)に言われたよ。本当に義理があって、仲がいいやつから紹介してもらったから安心しな。お前、ここをどこだと思ってんの?日本だぞ。日本人はおもてなしだぞ。詐欺なんかするわけがないじゃん?」「テレビでいつも出てるよ、振り込め詐欺とか。日本人でも中国人でも、いい人もいれば、悪い人もいるから。」「あの方はな、世界中でチャリティ活動をしている方なんだ。日本赤十字と提携してるんだって。自民党の方と一緒に撮った写真見せたんだろう?ほかにも何人かの政治家と一緒に写真を撮っているし、堂々と壁に飾っている。もし詐欺だったら日本赤十字も、偉い政治家も許すわけがない。日本は法治国家だから、詐欺グループは徹底的に敵圧するってば。振り込め詐欺は、みんなネズミみたいに隠れてやってるだろう?ここは浅草の駅付近で堂々と会社をやっているよ。前は日暮里の駅前でやってたけど、会社ビルのすぐ下に交番があるの。詐欺だったら警察が放置しないでしょう。心配しすぎだよ。」「今はお金がないから投資できない。」「家計が苦しいのは分かっている。だからこそ投資すべきだよ。うちらはこんな解体作業ばっかりしても生活はいつもぎりぎりで、ほかの人たちは毎日ぶらぶらしていてもいいマンションに住んでいて、高級車に乗っている。なにが違うと思う?考え方が違うの。お金をもっと稼ぎたいからと言って、残業ばかりして、お金が足りないからと言って、節約ばかりしている人は、一生お金もとになれない。お金もうけを考える暇もないのにどうやってお金儲けができるの?お金もちの人は、頭がいいだけではなくて、考える時間が必要なんだ。どうすればまだ世の中にない方法でお金儲けをするか常に考えているんだ。チャンスがあったら絶対に逃がさないし。」「世の中にない方法を考え出すのは天才だろう?俺は一般人だからしかたないじゃん。」「だから、せっかく天才の方がお金儲けのシステムをつくりだしたのに、そしてそれを紹介されたのに、逃がしてしまったらもったいないだろう。」「もうちょっと考える。」「しょうがないな。あとで後悔するなよ。」「ちなみにお前はいくら投資したの?」「とりあえず様子見で1口投資した。」「いくら?」「入会費16万円と1口(大口)分44万円で60万円。これで、月々10万円ずつ9か月間、合計90万円配当金がもらえる。」「半年で元金が戻ってくるのか。」「そうよ。ハイリスクハイリターンってこと。」「儲かったらうまいものおごって。」「いいよ、お寿司おごる」。 5月末に友人が来て「今月分もらってきた。」と嬉しそうにいいました。6月末も友人が来て「またもらってきた。」と、そして7月も来て「またもらってきた。元が取れたよ」と言いました。「へえ、半年で元が取れるんじゃないの?」「実は1月に投資したんだ。お前にばかにされたくなかったから、半分戻ってきてから教えたの。」「へえ~、元とれたか。すごいね。来月からは儲けだね。」「そうだよ。来月はもっと投資するつもり。」「分かった。今回一緒に連れて行って。」「いいよ。配当金もらったらついでに寿司屋行こう。おごるから。」「ありがとう。お寿司は久々だな。」「お寿司何年振りだっけ?」「それほどじゃないよ。お正月に食ったばかりじゃん?」「これからはいくらでも食えるぞ。ふふ~」「かもな」 いよいよ8月末になって友人と一緒に浅草に行きました。でも私には貯金がなかったので投資するお金がなく、投資するにはお金を借りしかありませんでした。実はこの前にカードローンをいくつか申請しました。年収がすくなかったため、1枚当たりの上限金額は100万円でした。でも4枚申請したので、全部借りれば400万円になるのです。念のため少し余裕をもって大口7口分308万円+入会費16万円をもって競球ホールディングスに行きました。かなり緊張しましたが「半年で返済できる。全部返済してからは、子供にいつもおいしいものを食べさせられるし、妻も毎日居酒屋で2時まで働かなくても余裕で暮らせる。」ということでちょっとわくわくしてきました。しかし、その日は悪夢の始まりになるとは夢にも思っていませんでした。 会社に入ると大勢の人々ですごくにぎやかでした。投資する人、配当金をもらう人、順番待ちの人、みんな嬉しそうな顔でした。みんなの共通点を見つけました。事務室の奥のほうに座っている会長(山本一郎)と目が合う人は必ず「ありがとうございます。」とお礼を言うのです。会長(山本一郎)のテーブルの上には1万円札が山積みになっていて、どう見ても数億円はあると思いました。「すごい、本当だったんだ。別世界のようだ。」とすごく興奮しました。私の番になって「投資します。」と言ったら、中国人職員がお金を数えてから「領収書をなくすと再発行が面倒だからなくさないように気を付けてね。」といいながら領収書を渡してくれました。思っていた詳しい説明も、契約書も一切なく、しょぼい紙切れ2枚をホチキスで止めたものが「領収書」だというのです。心配で「説明も、契約書もないですか?」と聞いたら、職員は豹変して「不満だったらやめとけ、常識もない人は投資する資格なんかないよ。だれが紹介したの?」と友人をにらみました。「すみません。こいつばかだからおおめに見てください。これからは気を付けますので、投資資格だけはなんとか」「しかたないね。もう二度とこんな失礼なことをしないように気を付けて。」これで何とか投資はできました。(その時やめればよかったのに) 帰り道で友人にも怒られました。しかし不安は消えませんでした。本当にこれでよかったのか? 9月、ようやく配当金をもらう日になり、領収書をもって朝早くも家を出ました。本当に配当金をもらえるのかやはり不安があって、すごく緊張しました。しかし、事務所についたら以外と簡単に終わりました。領収書を見せると、9月分の欄に横線を引いて、配当金70万円をもらいました。これで終わり?夢のような話ですよね。配当金をもってすぐにATMでカードローンを70万円返済しました。「ふう~」と一息。早く10月になってほしかったです。 悪夢は10月のあたまから始まりました。友人から「会社に配当金を不正で受け取った奴がいて10月の配当金は1か月間遅れてでると連絡があった。不正をしたやつを探し出すために、みんな会社に行って再登録するらしい。一緒に行こう。」急に眩暈がしてきました。「お金はもらえるのか?」「1か月遅れるだけといわれた。大丈夫だろう」会社に行って登録しなおして、領収書に割り印をもらって帰ってきました。「まあ、1か月遅れるだけだ。1か月おくれるだけだ。」と自分を慰めました。それからの一か月間は本当に長く感じました。11月2日に友人から「会社から連絡があって、11月8日に説明会を開くらしい。参加して。」とメールが来ました。突然不安が襲いかかってきてすぐ友人に電話して「会社からなぜ説明会?なんかあった?」「会社のお金が回らなくて、配当金をくれないらしい。今みんな会社で大騒ぎしているよ。」目の前が真っ暗でした。「やっぱり詐欺だったのか。俺のお金はどうなる?これからはどうすればいい?どうやって返済すればいい?何年かえせばいい?妻にはなんといえばいい?離婚されるかな?子供はどうなる?なんでこうなるの?俺が欲張りすぎて罰が当たったかな?俺ってそんなに悪党?投資ってこんなに危ない?畜生、俺はなんでこんなに馬鹿なんだ。俺なんか死ねばいいのに。」悔しくて死にそうでした。 その日から大勢の投資者が会社に集まって「お金を返せ」と大騒ぎでした。11月8日の説明会に参加して、ようやく会社の実態がわかりました。会長の山本一郎はとんでもない詐欺師で、日本中を騒がしたKKC詐欺事件を起こし会員12000人から、350億円をだまし取ったことがあると、1997年警察に逮捕され、刑務所から出たのは2007年だったと、そして出所後も詐欺を繰り返してきて、会社を何回もつぶしてからはやりなおしていると、うちらもその犠牲者だと。 山本一郎は説明会でこう言いました。「うちの会社の仕組みはAはBが支えて、BはCが支える。Dが入ってこなければ、Cは損をする。今回お金が回らなくなったのは、新規入会する会員が急に減ったためだ。みんなの配当金を払えないので、再編成が必要だ。まず今の投資金に関して、元金だけでも返してほしければ、4倍の資金を再投資しろ。あるいは残りの元金は債権に変え、これから月々5千円ずつ返す。でも心配するな、これからお前ら1万人が必死に頑張って新規会員を紹介すれば、すぐ大金持ちになる。1人10人ずつ紹介すれば10万人、その10万人がさらに10人ずつ紹介すれば100万人になる。後から入ってくる99万人がお前ら1万人を支えることになるということは、お前らはみんな億万長者になるということだ。こんなお金儲けの仕組みを作り出した俺様に感謝しろ。」会員の一人が競球のことを聞くと、山本一郎は「会社内部で配当金を不正でもらった人がいて、日本赤十字に嫌われたため、競球のはなしはなかったことになった。」と答えました。競球だけでなく、水の権利、BIG TOTO、パチンコ、競馬、競輪等、会社のパンフレットに載っていた事業はすべて架空の事業でした。会社はそもそもネズミ講詐欺グループでした。みんなが投資を債権に変えることに反対し、再投資も反対しました。そして説明会は終了し、山本一郎らは去っていきました。そのあと会社とはいくら交渉したものの、だれも配当金のところか、元金も返してもらえず、日にちばかり過ぎてしまいました。仕方がなく警察に通報したら警察からはこういわれました。山本一郎の手口から見ると、投資法を相当勉強して、法律のBUGを利用したため、逮捕するには証拠が不足するということです。投資するときは必ず投資法を勉強してから投資すべきであって、契約書も交わさずに投資してはいけない。要するに無知が悪いといわれました。 ここでどうしても納得できないことがあります。市販の商品について、いくら当たり前のことでも使用説明書に明記していなければいけません。明記していなければ、消費者から損害賠償を求められる場合があります。事例としては、「電子レンジの中に猫をいれて温めたら猫が死んだ」として電子レンジメーカが説明書に「電子レンジの使用説明書に猫を温めてはいけない」と明記していないからメーカが悪いと電子レンジメーカを起訴して勝った人がいます。このように、法律は立場が弱い消費者を守るために、メーカ側にいろいろと制限をかけています。しかし、詐欺に関する法律については、無知で詐欺師に騙された人を守るのではなく、一般人が法律を勉強して詐欺師に騙されないようにしなければなりません。 我々日本で生活している中国人は日本の投資法などにあまり詳しくありません。だから山本一郎詐欺師に狙われてしまったのです。苦労してためたお金を騙された我々は元金を返してもらうために、山本一郎の言うとおりにするしかないでしょうか?自分の利益のために、身の周りの人をどんどん詐欺グループに紹介しなければならないでしょうか?良心的には人を騙してはいけないとわかっているものの、借金を返すためには私も詐欺をしなければならないでしょうか?山本一郎は意気揚々で我々に言ってくれました。「弁護士も、警察も私には手が出ないはずだ。私は刑務所の中法律に関して猛勉強した。法律にはすごく詳しい。明らかに詐欺であっても法律上詐欺と証明できない以上は詐欺ではない。私は悪くない。無知なお前らが悪い。お前らには選択する余地がない。私についてくるのが一番正しい判断だ」と。 現在社会では振り込め詐欺、投資詐欺などのいろんな詐欺の被害にあう人々が年々増加しています。マスコミでも詐欺師の手口を暴露するなど、「詐欺の被害にあわないように」と呼びかけている一方、被害者を守り、詐欺師を裁くはずの法律はBUGだらけで、一般人を守るところか、詐欺師に利用され、詐欺師を守っています。山本一郎の会社が長年間堂々と交番の前で詐欺をしていたにもかかわらず、法律は修正されていないのはなぜでしょう? 騙されたのが悔しいですが、自分の利益のために大勢の善良な人々を騙す詐欺師が悪いと思います。しかし、法律上では本当に法律がわからない我々被害者が悪いのでしょうか?法律相談所に相談してもなかなか受けてくれないのが現状です。我々はどうすればいいのでしょうか?
詐欺の被害者と加害者はどちらが悪いですか?
我々は投資法に対して無知だったため、そして自分の欲望のため、鎮痛(ちんつう)の被害にあいました。悔しくて死にたいです。いや、悔しいあまり自殺者がでるのは時間の問題だと思います。自殺だけではなく、無理心中がでても全然不思議ではありません。 2年前から私たちは、元KKC(経済革命倶楽部)の会長だった山本一郎とその詐欺団体に狙われてしまいました。そして今、奴(やつ)は収穫の時期を迎えています。山本一郎曰(いわ)く、今の会員数は1万人いますが、そのうち2000人が中国人で、8000人が日本人だそうです。この1万人は合わせて数百億円のお金を騙され、さらに、「元金がほしければ、大金持ちになりたければ、今の10倍、100倍の新人を紹介したまえ、そして、今の投資金の4倍を再投資したまえ」と脅迫しています。本当にやつの言うとおりにしなければならないのか、どうすればいいのか、わかりません。 私が競球ホールディングスを知ったのは今年の5月でした。親しい友人から教えてもらいました。「え~、そんなに儲かるの?でも、もらえなくなったらどうする?詐欺だったらどうする?怖いね。」と友人に言ったら、友人は「絶対に儲かると、上線の人(紹介してくれた人)に言われたよ。本当に義理があって、仲がいいやつから紹介してもらったから安心しな。お前、ここをどこだと思ってんの?日本だぞ。日本人はおもてなしだぞ。詐欺なんかするわけがないじゃん?」「テレビでいつも出てるよ、振り込め詐欺とか。日本人でも中国人でも、いい人もいれば、悪い人もいるから。」「あの方はな、世界中でチャリティ活動をしている方なんだ。日本赤十字と提携してるんだって。自民党の方と一緒に撮った写真見せたんだろう?ほかにも何人かの政治家と一緒に写真を撮っているし、堂々と壁に飾っている。もし詐欺だったら日本赤十字も、偉い政治家も許すわけがない。日本は法治国家だから、詐欺グループは徹底的に敵圧するってば。振り込め詐欺は、みんなネズミみたいに隠れてやってるだろう?ここは浅草の駅付近で堂々と会社をやっているよ。前は日暮里の駅前でやってたけど、会社ビルのすぐ下に交番があるの。詐欺だったら警察が放置しないでしょう。心配しすぎだよ。」「今はお金がないから投資できない。」「家計が苦しいのは分かっている。だからこそ投資すべきだよ。うちらはこんな解体作業ばっかりしても生活はいつもぎりぎりで、ほかの人たちは毎日ぶらぶらしていてもいいマンションに住んでいて、高級車に乗っている。なにが違うと思う?考え方が違うの。お金をもっと稼ぎたいからと言って、残業ばかりして、お金が足りないからと言って、節約ばかりしている人は、一生お金もとになれない。お金もうけを考える暇もないのにどうやってお金儲けができるの?お金もちの人は、頭がいいだけではなくて、考える時間が必要なんだ。どうすればまだ世の中にない方法でお金儲けをするか常に考えているんだ。チャンスがあったら絶対に逃がさないし。」「世の中にない方法を考え出すのは天才だろう?俺は一般人だからしかたないじゃん。」「だから、せっかく天才の方がお金儲けのシステムをつくりだしたのに、そしてそれを紹介されたのに、逃がしてしまったらもったいないだろう。」「もうちょっと考える。」「しょうがないな。あとで後悔するなよ。」「ちなみにお前はいくら投資したの?」「とりあえず様子見で1口投資した。」「いくら?」「入会費16万円と1口(大口)分44万円で60万円。これで、月々10万円ずつ9か月間、合計90万円配当金がもらえる。」「半年で元金が戻ってくるのか。」「そうよ。ハイリスクハイリターンってこと。」「儲かったらうまいものおごって。」「いいよ、お寿司おごる」。 5月末に友人が来て「今月分もらってきた。」と嬉しそうにいいました。6月末も友人が来て「またもらってきた。」と、そして7月も来て「またもらってきた。元が取れたよ」と言いました。「へえ、半年で元が取れるんじゃないの?」「実は1月に投資したんだ。お前にばかにされたくなかったから、半分戻ってきてから教えたの。」「へえ~、元とれたか。すごいね。来月からは儲けだね。」「そうだよ。来月はもっと投資するつもり。」「分かった。今回一緒に連れて行って。」「いいよ。配当金もらったらついでに寿司屋行こう。おごるから。」「ありがとう。お寿司は久々だな。」「お寿司何年振りだっけ?」「それほどじゃないよ。お正月に食ったばかりじゃん?」「これからはいくらでも食えるぞ。ふふ~」「かもな」 いよいよ8月末になって友人と一緒に浅草に行きました。でも私には貯金がなかったので投資するお金がなく、投資するにはお金を借りしかありませんでした。実はこの前にカードローンをいくつか申請しました。年収がすくなかったため、1枚当たりの上限金額は100万円でした。でも4枚申請したので、全部借りれば400万円になるのです。念のため少し余裕をもって大口7口分308万円+入会費16万円をもって競球ホールディングスに行きました。かなり緊張しましたが「半年で返済できる。全部返済してからは、子供にいつもおいしいものを食べさせられるし、妻も毎日居酒屋で2時まで働かなくても余裕で暮らせる。」ということでちょっとわくわくしてきました。しかし、その日は悪夢の始まりになるとは夢にも思っていませんでした。 会社に入ると大勢の人々ですごくにぎやかでした。投資する人、配当金をもらう人、順番待ちの人、みんな嬉しそうな顔でした。みんなの共通点を見つけました。事務室の奥のほうに座っている会長(山本一郎)と目が合う人は必ず「ありがとうございます。」とお礼を言うのです。会長(山本一郎)のテーブルの上には1万円札が山積みになっていて、どう見ても数億円はあると思いました。「すごい、本当だったんだ。別世界のようだ。」とすごく興奮しました。私の番になって「投資します。」と言ったら、中国人職員がお金を数えてから「領収書をなくすと再発行が面倒だからなくさないように気を付けてね。」といいながら領収書を渡してくれました。思っていた詳しい説明も、契約書も一切なく、しょぼい紙切れ2枚をホチキスで止めたものが「領収書」だというのです。心配で「説明も、契約書もないですか?」と聞いたら、職員は豹変して「不満だったらやめとけ、常識もない人は投資する資格なんかないよ。だれが紹介したの?」と友人をにらみました。「すみません。こいつばかだからおおめに見てください。これからは気を付けますので、投資資格だけはなんとか」「しかたないね。もう二度とこんな失礼なことをしないように気を付けて。」これで何とか投資はできました。(その時やめればよかったのに) 帰り道で友人にも怒られました。しかし不安は消えませんでした。本当にこれでよかったのか? 9月、ようやく配当金をもらう日になり、領収書をもって朝早くも家を出ました。本当に配当金をもらえるのかやはり不安があって、すごく緊張しました。しかし、事務所についたら以外と簡単に終わりました。領収書を見せると、9月分の欄に横線を引いて、配当金70万円をもらいました。これで終わり?夢のような話ですよね。配当金をもってすぐにATMでカードローンを70万円返済しました。「ふう~」と一息。早く10月になってほしかったです。 悪夢は10月のあたまから始まりました。友人から「会社に配当金を不正で受け取った奴がいて10月の配当金は1か月間遅れてでると連絡があった。不正をしたやつを探し出すために、みんな会社に行って再登録するらしい。一緒に行こう。」急に眩暈がしてきました。「お金はもらえるのか?」「1か月遅れるだけといわれた。大丈夫だろう」会社に行って登録しなおして、領収書に割り印をもらって帰ってきました。「まあ、1か月遅れるだけだ。1か月おくれるだけだ。」と自分を慰めました。それからの一か月間は本当に長く感じました。11月2日に友人から「会社から連絡があって、11月8日に説明会を開くらしい。参加して。」とメールが来ました。突然不安が襲いかかってきてすぐ友人に電話して「会社からなぜ説明会?なんかあった?」「会社のお金が回らなくて、配当金をくれないらしい。今みんな会社で大騒ぎしているよ。」目の前が真っ暗でした。「やっぱり詐欺だったのか。俺のお金はどうなる?これからはどうすればいい?どうやって返済すればいい?何年かえせばいい?妻にはなんといえばいい?離婚されるかな?子供はどうなる?なんでこうなるの?俺が欲張りすぎて罰が当たったかな?俺ってそんなに悪党?投資ってこんなに危ない?畜生、俺はなんでこんなに馬鹿なんだ。俺なんか死ねばいいのに。」悔しくて死にそうでした。 その日から大勢の投資者が会社に集まって「お金を返せ」と大騒ぎでした。11月8日の説明会に参加して、ようやく会社の実態がわかりました。会長の山本一郎はとんでもない詐欺師で、日本中を騒がしたKKC詐欺事件を起こし会員12000人から、350億円をだまし取ったことがあると、1997年警察に逮捕され、刑務所から出たのは2007年だったと、そして出所後も詐欺を繰り返してきて、会社を何回もつぶしてからはやりなおしていると、うちらもその犠牲者だと。 山本一郎は説明会でこう言いました。「うちの会社の仕組みはAはBが支えて、BはCが支える。Dが入ってこなければ、Cは損をする。今回お金が回らなくなったのは、新規入会する会員が急に減ったためだ。みんなの配当金を払えないので、再編成が必要だ。まず今の投資金に関して、元金だけでも返してほしければ、4倍の資金を再投資しろ。あるいは残りの元金は債権に変え、これから月々5千円ずつ返す。でも心配するな、これからお前ら1万人が必死に頑張って新規会員を紹介すれば、すぐ大金持ちになる。1人10人ずつ紹介すれば10万人、その10万人がさらに10人ずつ紹介すれば100万人になる。後から入ってくる99万人がお前ら1万人を支えることになるということは、お前らはみんな億万長者になるということだ。こんなお金儲けの仕組みを作り出した俺様に感謝しろ。」会員の一人が競球のことを聞くと、山本一郎は「会社内部で配当金を不正でもらった人がいて、日本赤十字に嫌われたため、競球のはなしはなかったことになった。」と答えました。競球だけでなく、水の権利、BIG TOTO、パチンコ、競馬、競輪等、会社のパンフレットに載っていた事業はすべて架空の事業でした。会社はそもそもネズミ講詐欺グループでした。みんなが投資を債権に変えることに反対し、再投資も反対しました。そして説明会は終了し、山本一郎らは去っていきました。そのあと会社とはいくら交渉したものの、だれも配当金のところか、元金も返してもらえず、日にちばかり過ぎてしまいました。仕方がなく警察に通報したら警察からはこういわれました。山本一郎の手口から見ると、投資法を相当勉強して、法律のBUGを利用したため、逮捕するには証拠が不足するということです。投資するときは必ず投資法を勉強してから投資すべきであって、契約書も交わさずに投資してはいけない。要するに無知が悪いといわれました。 ここでどうしても納得できないことがあります。市販の商品について、いくら当たり前のことでも使用説明書に明記していなければいけません。明記していなければ、消費者から損害賠償を求められる場合があります。事例としては、「電子レンジの中に猫をいれて温めたら猫が死んだ」として電子レンジメーカが説明書に「電子レンジの使用説明書に猫を温めてはいけない」と明記していないからメーカが悪いと電子レンジメーカを起訴して勝った人がいます。このように、法律は立場が弱い消費者を守るために、メーカ側にいろいろと制限をかけています。しかし、詐欺に関する法律については、無知で詐欺師に騙された人を守るのではなく、一般人が法律を勉強して詐欺師に騙されないようにしなければなりません。 我々日本で生活している中国人は日本の投資法などにあまり詳しくありません。だから山本一郎詐欺師に狙われてしまったのです。苦労してためたお金を騙された我々は元金を返してもらうために、山本一郎の言うとおりにするしかないでしょうか?自分の利益のために、身の周りの人をどんどん詐欺グループに紹介しなければならないでしょうか?良心的には人を騙してはいけないとわかっているものの、借金を返すためには私も詐欺をしなければならないでしょうか?山本一郎は意気揚々で我々に言ってくれました。「弁護士も、警察も私には手が出ないはずだ。私は刑務所の中法律に関して猛勉強した。法律にはすごく詳しい。明らかに詐欺であっても法律上詐欺と証明できない以上は詐欺ではない。私は悪くない。無知なお前らが悪い。お前らには選択する余地がない。私についてくるのが一番正しい判断だ」と。 現在社会では振り込め詐欺、投資詐欺などのいろんな詐欺の被害にあう人々が年々増加しています。マスコミでも詐欺師の手口を暴露するなど、「詐欺の被害にあわないように」と呼びかけている一方、被害者を守り、詐欺師を裁くはずの法律はBUGだらけで、一般人を守るところか、詐欺師に利用され、詐欺師を守っています。山本一郎の会社が長年間堂々と交番の前で詐欺をしていたにもかかわらず、法律は修正されていないのはなぜでしょう? 騙されたのが悔しいですが、自分の利益のために大勢の善良な人々を騙す詐欺師が悪いと思います。しかし、法律上では本当に法律がわからない我々被害者が悪いのでしょうか?法律相談所に相談してもなかなか受けてくれないのが現状です。我々はどうすればいいのでしょうか?
詐欺師元KCC山本一郎
詐欺師山本一郎詐欺手口
https://m.youtube.com/watch?v=TMJy0SNjr3w
みんなさん見てくださいませんか?
被害防止
詐欺師山本一郎
KKC山本一郎「未常識の経済」 http://brog.keiten.net/?eid=1097212
詐欺師の素顔】年金老人から350億円を巻き上げたKKC「山本一郎」出所してもまだやってます!
この知人によれば、出所後も、配当がもらえなくなったお年寄りが山本氏に対し、「金を返せ!」と迫ったことがあった。しかし、山本氏はちっとも悪びれず、「俺は捕まってもまた刑務所に入れば済む。その代わり、金は一切返ってこないぞ!」と言って、煙に巻いてしまったのだという。
「今は中国人がもっぱらのターゲット。彼らからがんがんお金を吸い上げているので、ずいぶん羽振りの良い様子でした」(同)
当の山本氏に聞くと、
「あぁ確かに中国人はいっぱい来てるよ。でも、あいつらには“オレは詐欺師だ”と正直に言ってあるからな。
詐欺師山本一郎
当社を誘った取って置きのビジネスKKCの山本一郎と競球の山本意致朗
(敬天新聞12月号)
先日、新橋駅前で街頭演説をしていると、演説内容に共鳴をしたという一人の女性から声を掛けられた。
行く末に不安が募るばかりだが次世代の為にも、今を生きる大人の私たちが何とかしなければならない等と世間話をしているうちに意気投合した女性は、「私はこれで救われた」と言って、幸せになれる取って置きのビジネスを教えてくれた。
この会社にお金を預ければ預けるほど、元金は保証され毎月多額の報酬が得られるという夢のような話であった。既に一回目の報酬を手に入れたから本当の話だという。真っ黒い街宣車を前に、しかも詐欺糾弾専門紙を自負している当社に対して、真剣に資料を見せて説明するのだから、女性は本気である。その素晴らしい会社の社長の名刺を拝見させていただくと、あの人だった!。KKCの山本一郎である。敢えて説明するまでもないが、KKC(経済革命倶楽部)の山本一郎は、平成七年に僅か一年足らずの期間で全国一万二千人の会員から三五〇億円を集めた詐欺師として名を馳せた御仁である。一千億円を集めた波和二が「円天」を餌にしたように、三五〇億円を集めた山本一郎は「平成小判」を餌にした。
一〇年間を塀の中で過ごし、娑婆に出た山本一郎は、週刊誌などに登場しKKCは革命的な事業であったにもかかわらず、国家権力の横暴による不当逮捕であったと持論を展開していた。その山本一郎が、名を山本意致朗に改め、㈱競球(西浅草三‐三‐十二)なる会社を設立し新たに金を集めているようだ。
球転がしで銭儲け
一部のメディアが取り挙げていたし、当紙社主を山本一郎に会わせようとする者もいたので、山本が金を集めているというのは何となく知っていた。今度の構想は、競馬でいう馬主ならぬ「球主」を集め出資させ、巨大な競技場にいくつもの球を転がして順位を競うギャンブル事業だ。馬のように維持費はかからず出走する球に会社などのPRも入れられるから投資する企業が殺到し、レース事業でみんなが潤うというものだ。
特許庁に申請した素晴らしい事業だというが、女性が手にした資料をよく見たら、単なる名前の商標登録だった。そんな虚勢をかましながら訳の分からない妄想を実現可能な構想であると信じ込ませながら、主に無知な女性や過去の事件を知らない外国人(中国人)をターゲットに、競球事業をPRする本だの浄水器の販売権利だのを謳って金を集めているようだ。 また、金を持っている人には四五六万円を預けると九ヶ月間毎月一〇〇万円支払われる長期コースという儲け話を勧めている。たったの九ヶ月で四五六万円が九〇〇万円になって返ってくるというが、合理的な根拠が何ひとつ資料には示されていない。それなのに信じる人がいるのは、山本の無から有を作りだす希代の話術のせいだろう。
因みに女性の話だと、山本の事務所で現金を配るそうだが、山本の机の上には現金が山の様に積まれていたという。これは、訪問者の気を引く見せ金だろう。全て本物か疑わしい。
未常識の経済
当紙も幸せになりたいので、どれだけ山本の考えが素晴らしいのか、山本と競球事業をPRした「未常識の経済」という本を読んでみた。ところが全く魅力を感じるどころか、さっぱり理解できない。唯一興味を引いた記述は、四十九ページのKKCが「なぜ、強制捜査を受けることになったか」という項である。山本は、世間に詐欺師呼ばわりされて逮捕されることになった発端を、この本で次のように語っている。
『何故に出資法違反という形で強制捜査を敢行される状況に陥ったのかというと、急激に発展した事業には付き物の、恐喝まがいのゆすり・たかりの族が増えてくるのである。その一端が、怪しき新聞の勧誘から始まった。ある新聞が、KKC広報担当のところへ、五〇〇万円で買ってくれという申し入れを持ってきた。その申し出をKKCは即座に断った。この申し出を断ったことにより、「私らを敵に回すと高くつく」と脅しのような捨て台詞を吐いて、その場を立ち去ったらしい。その事件の後、何故かKKCに対して執拗な街宣活動が始まった。その街宣の内容はKKCを陥れる内容で「高齢者を食い物にしている」などだったが、逆に宣伝になり高齢者が競って入会するような状況だった。その街宣も何の効果もないので放置しておけばよいのだが、KKCの入っていたビルの社長が「このビルは誰の物か知っているのか」などと追い返していた。
そのうち、街宣行動もあまりにも頻繁に来るようになったので、牽制のため一一〇番した。それで、赤坂署の警察のパトカーがその街宣車を追い返すようになった。ところが追い返された者たちは、赤坂警察等へ「KCCの方をよく調べろ」と言うようになっていく。当然乍ら、赤坂警察から二人の取調官がKKCの方へ来た』
長ったらしい文句だが、要は街宣の内容が正しいと警察が判断し、裁判所も犯罪であると認めたから街宣した者ではなく、一一〇番した山本自身が逮捕され、実刑判決を受けたのではないか。「詐欺師は先ず己を騙すことから始める」とはよく言ったものだ。未だ己にかけた催眠術から覚めていないようだ。というか山本会長は本気だな。やっぱり山本意致朗は山本一郎だ。変わってないな。
ところで新聞社と街宣車って、どこの誰のことを言っているのか?。当紙は取材もしたし街宣もした。だから当紙のことを言っているのだろう。しかし、この文章では当紙が金を要求したようなイメージだが、ちょっと違うだろう。ただ本人の言葉じゃなく広報から聞いた「・・らしい」話だから、いいけどね。
被害者意識を覚醒する話術
それにしても競球の構想は、球を転がし順位を競うギャンブル事業であるというが、KKC事件の首謀者であった山本一郎の話を信じ、その構想に金を投じること自体が既にギャンブルをしているようなものである。「未常識の経済」というセリフもKKCの時と全く同じである。果たして、後日組織が破産になった時、信じた者が「被害者」と言えるかどうかは微妙である。少なくとも世間は同情しないのではないか。 それに、山本に会った人は皆、いい人だという。騙されたという感覚がないのだそうだ。その場で語る話に夢があるのだろう。語る話だけで、無から有を作るのだ。人の煩悩にある欲の習性を知り尽くした結果であろう。これも一種の才能である。「未常識の経済」を騙り、非常識に銭を集める山本一郎は敵ながらアッパレである。糾弾対象として申し分ない男である。