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=棋士とシステム布石の関係= | =棋士とシステム布石の関係= | ||
棋士ごとに序盤にどんな特徴があるのか、という素朴な疑問は誰しも持ったことがあるのではないかと思います。ここでは「並べて学ぶ布石とヨセ」で取り上げた布石を8型について各棋士が黒番の時に何局打っているのかを調べました。布石と棋士の関係がわかると棋譜並べの方針も立てやすくなると思います。なお、基データは[Baduk Pro Game Score]の2015/9のデータを用いています。Kombiloで検索するときは布石で絞り込んだ後、"Game Info"タグの"Black"欄に[名前検索キー]のアルファベット(大文字・小文字を区別、半角小文字に注意)を入れて右下の検索ボタンで検索してください。<br> | |||
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[システム布石] | [システム布石] | ||
* | *タスキ星を解説している布石書は「基本布石事典 下」だけ。かつトップ棋士対局事例も少ない。<br> | ||
* | *小目平行、二連星を解説している布石書も「基本布石事典 下」だけだが、トップ棋士の対局例は多い。<br> | ||
* | *中国流、星とケイマジマリはトップ棋士の対局例は多いものの、トップ棋士以外の対局も非常に多く、棋譜をトップ棋士限定にすると網羅性に懸念が出てくる。解説書はいくつか出版されている。<br> | ||
* | *三連星は武宮正樹、小林流は小林光一の棋譜が多く、棋士を限定することで効率よく学習を進めることが可能。解説書も複数出版されている。<br> | ||
* | *ミニ中国流はトップ棋士の出現率は平均以上。解説書も出版されている。<br> | ||
*布石書については「基本布石事典」があればまずは十分ではないかと思いますが、それ以外にもいろいろ出版されていますので、ご自分に合ったものをお探しください。 | |||
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[棋士] | [棋士] | ||
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*趙治勲は定石型の棋士だが、システム布石では中国流と小目平行を用いている<br> | *趙治勲は定石型の棋士だが、システム布石では中国流と小目平行を用いている<br> | ||
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=参考文献= | =参考文献= |
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