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黒としてはツケからサバきにいきます。白の応手は以、呂、波の3パターンあり、特に定型はありません。結局、隅の黒は①だけで死ぬことはないので、ツメられたら暴れてみるということのようです。 | |||
しかし、この進行は戦いを嫌う場合には好ましくないのでしょう。黒だったらぜひ❷として戦ってもらいたいのですが、そうでない場合は下図の仁・保・部が候補となります。KGS高段者のファーストチョイスは部です。 | |||
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保部:「韓国棋院ドリル 上級編4」P.167 問題96 | 保部:「韓国棋院ドリル 上級編4」P.167 問題96 | ||
仁ならば逆先手10目(白が一手で利かしとして他所に行くことはない前提)、すなわち20目程度の手ですから、黒(J,04)ツケ(❷)はそれ以上の価値があるというのがプロの判断です。 | |||
つまり相手陣内で暴れてなんらかのサバキ型を得られれば20目以上のアラシになるということのようです。指導碁などで仁と打ったら「元気がない」と言われそうですから、やはりこれからは❷と打ってみましょう。 | |||
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