「一間高ガカリ・下ツケ 堅ツギ 低く開く」の版間の差分

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[一型目]
[一型目]
<div style="font-size: 10px; width: 22.5em; ">
<pre style="line-height: 1em; padding: 1em auto 1.5em 1em; ">
__ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS  
__ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS  
01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓  
01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓  
98行目: 100行目:
09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨  
09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨  
10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨  
10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨  
</pre>
</div>
黒から一間ツメ(J,03)は986局で出現する。
黒から一間ツメ(J,03)は986局で出現する。
これについてのプロの応手は白一間トビ。
これについてのプロの応手は白一間トビ。
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第10回 Kukgi 徐能旭 金秀壮 1984-12-10 B+8.5
第10回 Kukgi 徐能旭 金秀壮 1984-12-10 B+8.5
== 第二型 ==
<div style="font-size: 10px; width: 22.5em; ">
<pre style="line-height: 1em; padding: 1em auto 1.5em 1em; ">
__ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS
01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓
02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
03┠┼┼●●○┼┼呂○以┼┼┼┼┼┼┼┨
04┠┼●╋○○┼┼┼●波┼┼┼┼╋┼┼┨
05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
08┠┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨
</pre>
</div>
白からの一間ツメ(C,08)の出現頻度は218回。
一型目の1/5に減ってしまう。
黒としてはツケからサバくらしい。
白の応手は以、呂、波の3パターンあり、特に定型はない。
結局、隅の黒は死ぬことはないので、ツメられたら
暴れてみるということのようだ。
 しかし、この進行は私のレベルでは理解が難しい。
私のレベルならば下図の仁・保・部が候補である。
KGS高段者のファーストチョイスは部だ。
<div style="font-size: 10px; width: 22.5em; ">
<pre style="line-height: 1em; padding: 1em auto 1.5em 1em; ">
__ ABCDEFGHIJKLMNOPQRS
01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓
02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
03┠┼┼●●○┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┨
04┠┼●╋○○┼┼┼★┼┼┼┼┼╋┼┼┨
05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
06┠┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
07┠仁保部┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
08┠┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
09┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
10┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┨
</pre>
</div>
仁 :「基礎からのヨセと計算」  P. 98 3図
保部:「韓国棋院ドリル 上級編4」P.167 問題96
 仁ならば逆先手10目(白が一手で利かしとして他所に行くことはない前提)、
すなわち20目程度の手となるので、黒(J,04)ツケ(★)はそれ以上の価値があるということになる。
 相手陣内で暴れてなんらかのサバキ型を得られれば20目以上の
アラシになるというのがプロの理屈のようである。
第13回LG杯預選戦第五局 姜東潤 井山裕太 2008-04-25 B+2.5
第67期日本本因坊戦預選 趙善津 河野臨 2011-06-16 W+4.5
第14回中国阿含桐山杯决戦 古力 周睿洋 2012-10-17 B+1.5
KB国民銀行杯2013韓国囲甲聯戦 金昇宰 金顕燦 2013-10-03 W+2.5


==関連項目==
==関連項目==
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