「Mango Mangue」の版間の差分

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2,736 バイト追加 、 2016年3月25日 (金)
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{{人物
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| 名前 = マンゴーマングェ
| 名前 = マンゴーマングェ
| 本名 = 浅川遵
| 本名 = 浅川遵
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===必死===
===必死===
[http://hissi.dip.jp/2ch/php_files/hissi/read_k.php/poverty/20151121/gZogKiplZi16Nk9Mhtml]
[http://hissi.dip.jp/2ch/php_files/hissi/read_k.php/poverty/20151121/gZogKiplZi16Nk9Mhtml]
==ろく==
マンゴーの飼い猫。2007年に死んだ。
===死んだ時のマンゴーの感想===
<pre style="color:black;background-color:transparent;border:none;font-family:IPAMonaPGothic,'IPA モナー Pゴシック',Monapo,Mona,'MS PGothic','MS Pゴシック',sans-serif;font-size:8pt;line-height:8pt;">
ろくと過ごした10年と2か月あまり。このコンテンツ群でも判るとおりにいろいろなことがありました。
がしかし、いつかはこのような日が来るとは思ってはいたが、こんなに早く来るとは思いも寄らなかった。
そこがそもそも甘かったのだろうか。。。
何度も何度も発作を繰り返し、失神しながらも続く荒々しくもあったり弱々しくもあったりの息づかい。
何がそうさせているのかをとくと思い知らされた。
その想いに応えるべく、半ば諦めていた給水や投薬を行ってみたところ、思いがけない反応に希望の光が見えた。
瞳孔が開ききり細動し始め、息づかいが荒くなると発作がくる。響き渡るうなり声、時には痙攣し、時には失神する。
幾度とくる発作にも耐え、吸着炭薬を混ぜた流動食を飲み込む姿。こちらも必死に、一生懸命にならざるを得ない。
翌日に仕事を控えていたけれども解雇覚悟で休暇を取るつもりだった。
そしてその時は来た。
荒い息づかいがずっと続く。時より軽く痙攣が走る。過換気にならないようにと口元に置いてあったタオルで軽く口元に当てる。
それでも収まらない。
やがて腹全体が大きく脈動した。投与した物はすべて吐出。排泄物もおなじく。
その様は何かがはじけるようだった。
身体に耳を当てる。心音も呼吸音も聞こえない。ただ、腸管が痙攣しているだけだった。
それも収まり、静かになった。辺りを静寂が包み込むようだった。
「おつかれさん」
「ようよう頑張ったな。ごくろうさん」
そして「ありがとうな。パパはろくと一緒に暮らせてとっても幸せだったよ。」
「パパ?」なんだかろくに向かって初めて使った言葉が出てきた。
今までは、同居人(猫)や、相方のような感覚だったのに。
もしかしたらもっと早くにそういう感覚でいれば良かったのかもと不意に悔やんでしまった。
今はまだ気持ちが落ち着いていないかもしれない。
帰宅してもつい、亡骸に手をさしのべて、そして「ただいま」と声を掛けてしまう。
</pre>


== Mangoの健康状態 ==
== Mangoの健康状態 ==

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