「置碁必勝法検討スレ/並べて学ぶ定石とヨセ」の版間の差分

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第7回 棋聖戦 小林光一 羽根泰正 1982-08-19 B+0.5<br>
第7回 棋聖戦 小林光一 羽根泰正 1982-08-19 B+0.5<br>
http://wiki.optus.nu/igo/index.php?cmd=kif&cmds=display2&kid=38707<br>
http://wiki.optus.nu/igo/index.php?cmd=kif&cmds=display2&kid=38707<br>
== 『並べて学ぶ定石とヨセ』 について ==
 『並べて学ぶ定石とヨセ』は棋譜並べ初心者に並べやすい棋譜を提供する目的で集めました。<br>
 古来囲碁の上達法の一つに棋譜並べが挙げられますが、「級位者には不要」、<br>
「並べてもなんだかわからない」、「誰の棋譜・どんな棋譜を並べればいいのかわからない」<br>
といった疑問は多々あり、ここをなんとか改善したいと思ったのです。<br>
 昔に比べ、インターネットの普及で囲碁についても様々な情報が入手できるようになりました。<br>
 それらの情報を駆使して安価ですぐれた教材である棋譜を活用することを考えました。<br>
 『並べて学ぶ定石とヨセ』に出てくる定石・棋譜は以下の手順で調べました<br>
・「韓国棋院ドリル」(初級~初段)[棋苑図書]の定石問題で初手~三手を確認<br>
・該当手順を「基本定石事典」(高尾版)[日本棋院]で確認、代表的な基本定石となっている約300型を抽出<br>
・KGS6d, 7dの対局記録2004~2013年の約15万局について上記300型の出現頻度を調査(kombiloを使いました)<br>
・出現頻度が高い定石について<br>
  ・プロの対局で定石後闘いになるものを削除<br>
  ・一次定石後の二次定石が複数にわたるものを削除<br>
  ・プロの対局で出現年代を調べて、絶滅したと考えられるものを削除<br>
  ・小目は一間高カカリ定石のみとし、コゲイマ・オオゲイマカカリは削除<br>
  ・結果20数型の定石セットを作成<br>
・上記定石セットでプロの対局約5万局について棋譜を検索(baduk pro game scoreを使いました)<br>
  ・3つの定石が出てくる<br>
  ・終局まで打たれている<br>
  ・上記2条件を満たす棋譜のみ採用<br>
 結果として18の定石、40の棋譜が抽出できました。<br>
 それらを『四隅星』~『一隅星』の四集に分けて掲示しています。<br>
 「基本布石事典」(依田版)[日本棋院]で布石進行も確認し、<br>
 似たような進行がある場合は該当する巻・部・章立てを書いておきました。<br>
 定石はいずれも良く知られている簡明で基本的なものばかりです。<br>
 定石の基礎を鍛えるのに役立つかと思います。<br>
 定石後の狙いや定石選択などもプロの感覚が学べます。<br>
 全ての棋譜が終局まで打たれているので、ヨセや整地の勉強もできます。<br>
 日中韓台米の棋譜が出てきますが、韓国の棋譜が若干多そうです。<br>
 プロ対局5万局の基データが韓国人棋士の選定によるものと、<br>
 星定石については1990年代に韓国で研究が進んだ為だと思います。<br>
 皆様の棋譜並べの参考になれば幸いです。<br>
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