はじめて棋譜並べに取り組まれる方へ

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2015年12月26日 (土) 09:39時点におけるKisho (トーク | 投稿記録)による版 (→‎どの棋譜から並べるか)
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関連項目

おすすめの棋譜並べとやり方(囲碁)』(一つ上に移動)

囲碁・オセロ板』(トップページ)

置碁必勝法検討スレ/並べて学ぶ定石とヨセ』(同レベル)
置碁必勝法検討スレ/並べて学ぶ三々打込とヨセ』(同レベル)
置碁必勝法検討スレ/並べて学ぶ布石とヨセ』(同レベル)
置碁必勝法検討スレ/もっと並べて学ぶ定石とヨセ』(同レベル)
収録した棋士・棋譜について』(同レベル)

はじめに

「並べて学ぶ定石とヨセ」「並べて学ぶ布石とヨセ」を編集した際、
棋譜並べをやったことない人向けの説明文がほしいと要望がありました。
自分自身さして強くもないのに、そんな事を書いてもよいものかとも思いましたが、
ゼロは何倍してもゼロ、何事も為さざるよりも為すがよしと思って、
個人的な経験をまとめてみました。
なるべく客観的に書いてみましたが、その通りにやっても効果が出なかったら
それはたんに私の不出来です。 強くなる棋譜並べの技法が見つかったら内容の追加・修正をお願いします。

棋譜並べの準備

「並べて学ぶ定石とヨセ」「並べて学ぶ布石とヨセ」は1譜50手割、 A4版2Up両面印刷を想定しています。 一局3~6ページとなります。
(1譜の手数を減らせば並べやすくなりますが、そのぶん紙が増えます。)

棋譜は「棋譜でーたべーす」で[sgf表示]を選びメモ帳などにコピペして、
".sgf"ファイルとして保存してください。

保存したファイルは「棋院エディター」(日本棋院)などで印刷してください。
プリンタを持っていない方は「Primo PDF」(エクセルソフト)などでPDFファイルに出力したのち、
USBメモリにコピーしてコンビニ(セブンイレブンなど)で印刷してください。
印刷した棋譜は100円ショップでクリアファイルを買ってきて整理・収納するとよいでしょう。


初めて".sgf"ファイルを作った時はファイルを選んで右クリックして、

"プロパティ">"全般">"ファイルの種類">"変更">"ファイルを開くプログラムの選択"

で「棋院エディター」などを指定しておくと、次回から操作が楽になります。
(ファイルの関連づけ)


一局を一回並べて理解できる人はプロだけです。アマは一局を何回も並べましょう。
ピアノのお稽古ならいただいた課題曲を一カ月かけて練習します。
空手の型も演武の流れを覚えるだけで一カ月以上掛るのがあたりまえです。
筋力トレーニングだって効果を実感するのに一カ月、数値が変わるのに三カ月掛ります。
最初のうちは一局を百回と言わずとも、一日一回を三十日繰り返してもよいと思います。
回数を減らすのはずっと先のことです。

盤と石を使って並べましょう。ネット碁がメインの人でも実際に手で並べてみてください。
1,500円くらいのマグネット碁盤でも使うのと使わないのでは理解が違います。

棋譜を見ただけで理解できるのはプロだけです。
棋譜管理ソフトで再生すれば理解できる方はそもそもこの記事を読みません。
アマとは自分の手で並べて慣れるものです。習うことすらその先のことで、学ぶのははるか先のことです。

日にちをおかず、できれば毎日、無理なら隔日・二日おきで並べてください。
中三日以上間があくと習熟よりも記憶の減退の方が上回り、効果が薄くなります。

打碁集で棋譜並べ能力を身につける

「並べて学ぶ定石とヨセ」の第一集の棋譜を一局並べてみて、
・むずかしい、つかれると感じた方
・素並べで終局まで30分以上かかる方
 ※素並べ(すならべ):解説など読まず、着手を考えたりせず、ただ棋譜の数字を追いかけて並べる

以上の方は、まだ棋譜並べ能力が十分でないことが考えられます。

1譜の手数を十分に減らして並べるか、以下の書籍で棋譜並べ能力を徐々に上げてから並べてみてください。
素並べを初見の棋譜で行い、15~30分に収まるくらいの手数が適切な負荷です。

≪棋譜並べ練習のためのおすすめ書籍(やさしい順)≫
・「李世〓名局撰集」(上・中・下。"〓"は石に乙。音は"ドル")(棋苑図書)   (1譜 数手)
・「自戦細解」シリーズ               (誠文堂新光社) (1譜 数手~十手)
・「村川大介 青春の軌跡」              (棋苑図書)   (1譜 数手~十数手)
・「名局鑑賞室―道策から秀策まで」大平修三     (日本棋院)   (1譜 十手~五十手)
・「井山裕太栄光の軌跡」              (日本棋院)   (1譜 十手~五十手)
・「名人戦全記録」                 (朝日新聞)   (1譜 二十手)
・[囲碁名人戦 観戦記一覧 ]
 http://www.asahi.com/igo/meijin/PNDkansen_ichiran.html

 練習に棋譜並べを取り入れていると話してくれる人は少ないのですが、いくつか事例が聞けました。

 ○級位者(初段格に四~七子で打っている方)に聞きました。
     誠文堂新光社の古本を並べているが、身についているのかよくわからないそうです。
     でも明らかに以前より序盤が改善されています。本人が気づいていないだけのようです。
     対局後の感想戦でいろいろ聞くのがお好きなようです。
 ○初段格(指導碁で星目なら勝つ方)に聞きました。
     NHK講座の6譜分けを20分位で並べるそうです。解説は軽く読んで終わりにしているそうです。
     最終譜(ヨセ)が長手数のものは並べないか、もう少し時間をかけて並べているそうです。
     棋譜並べと詰碁を同じくらいの比率で取り組みたいけど両方はなかなかできないとも言われていました。
 ○五段格(五子なら碁になっているが、四子では厳しい方)に聞きました。
     総譜を1時間くらいかけて並べているそうです。棋譜並べはとても有効と言われていました。
     最近の棋譜は難しいので江戸時代や昭和の碁を並べているとも言っていました。
     最初のころは四隅で分割して1/4の分量で並べていたそうです。
     (1譜60手くらいになります。初段格の方のお話に通じる分量です。)

 棋譜並べをしないと昇級昇段できないというものではないようです。実際、三段格の方で対局とTV観戦しかしないという方もいました。棋譜並べとは魔法の何かではなく、よく知られた練習メニューのうちの一つということのようです。

どの棋譜から並べるか

 棋譜並べ能力がついてきたら「並べて学ぶ定石とヨセ・第一集」と「並べて学ぶ布石とヨセ・第一集、第二集」を並べてみてください。
 星打ちを前提にして、以下の序盤が学べます。

・「並べて学ぶ定石とヨセ・第一集」は黒白共に二連星(星定石8型、10局)
・「並べて学ぶ布石とヨセ・第一集」は互先黒番(黒番二連星とタスキ星の打ち方、9局)
・「並べて学ぶ布石とヨセ・第二集」は互先白番(黒番頻出布石5型についての白二連星対抗策、18局)

 ここまでの棋譜ならば「囲碁に強くなる本」菊池康郎(金園社)(星・小目・三々一通りの定石掲載あり)と<「石田芳夫のやさしく考える布石」(NHK)(こちらはおおよそ全布石掲載あり)の2冊で、定石・布石についてそうとうな解説が得られます。
 どちらもやさしく書いてあって、購入しやすい価格です。
 内容が薄い、知りたいことが書いてない、と感じるようになってから他の本の購入を検討すればよいでしょう。
 並べる→読む→並べるのサイクルを繰り返すと、並べるだけ・読むだけよりも理解が深まります。

 これに加えて「並べて学ぶ定石とヨセ・第二集(10局)、第三集(15局)」まで並べれば、もう相当な定石・布石通です。ここまでで62局ですから毎週1局並べても1年がかりになりますね。


 [脱線して、置き碁について]
 置碁については「この世から置き碁をなくそう 上」(絶版)、「天下四目 上」といった星にコゲイマ受けの解説が詳しい棋書で研究するのがいいと思います。
 KGSの置碁棋譜を見る限り一間受けとコゲイマ受けだと、黒番勝率に明確な差異があり、一間受けは下手不利だからです。一間受けを選ぶと置碁定石や三々打込み対策など前提知識が急激に増えるからだと思います。一間ばさみも両掛り対策や頻度が少ないだけに身に付きにくい一間トビやツケ引きなどがあり、いろいろ勉強することになります。ツケノビ定石は級位者にはいいところが一つもない最悪の定石だと思います。基本定石事典(下)を読めばわかりますが、ツケノビは変化が多すぎます。昔の棋書は必ずツケノビ定石を解説しており、それは両掛りなど考えた時にツケノビの応用範囲が広いからという配慮からだと思うのですが、級位者には吸収・咀嚼するのが大変だと思います。下手は石を置かせてもらっているのだから、せめて自分の着手は簡明を旨とし、少ない変化に十分習熟するのが上達の近道と思います(このへん、古い定石書をお奨めしない理由でもあります。)。
 コゲイマ受けはもともと変化が少なく、そのうちアマの実戦に出てくるものはさらに絞り込まれます。  コゲイマ受けで隅を地にすることができれば最小効率で置石一子分(=13目)分の地が確定するので、ハンデをそのまま現金化できたことになります。封鎖されずに中央に出ることができればそれは利息ということになります。
 仮に四隅をすべてコゲイマ受けから地にすれば52目となり、これを白番が勢力で追いついていくのは至難の業です(棋力が互角で、寄せきって終局した場合にはだいたい60目前後の比べ合いになっていることに注意。)。逆に白に三々入りされて隅を地にされ、外勢を消されたらハンデはなくなってしまいます。
 プロだって最初の一隅はコゲイマ受けという棋譜が山ほどあるのは「並べて学ぶ」棋譜集を見ればわかると思います。コゲイマ受けを誹られて恥じるところは一つもありません。

 置碁の一つに指導碁があります。プロ棋士に伺ったところでは、指導碁では同時対局数が増えてもプロ側の打ち方が変わる(内容に差が出る)ことはないのだそうです。おそらく置石の数(=段位)によって打ち方がパターン化されている(=指導・確認のポイントが決まっている)のだと思います。その棋士のメソッドに沿って成長していくということでしょうか。
 また、プロとの対局を「楽しむ」にはできれば初段以上の棋力があるのが望ましいとのことでした。級位の場合は勉強の側面が強くなってしまうそうです。でも級位者も大歓迎と言われていました。「楽しむ」が何を指すのかはよくわかりませんが、「私が初段と認めたら、星目で気持ちよく勝たせてあげるよ、そのためにはこのパターンは解けるようになってね。」ということかもしれません。
 指導碁で勝っている人はなかなかお見掛けしません。初めは出会いガシラで勝たせてもらえても、何回か対局しているうちにこちらの傾向に対応して、だんだんと弱いところがアブリだされてくる感じがあります。それを克服できたら一子強くなるのでしょう。指導碁で棋力を判断するなら、同じ棋士に継続して対局していただき、三番手直り(間隔が空く場合)とか、直近10戦で6勝4敗(間隔が短い場合)とか、ある程度回数を踏まえて捉えるのがよいと思います。九~六子局はモチベーションアップを考えていただけるらしく、そこそこ内容が伴うようになると時期を見て勝たせてもらえるようです。実際に多子局の勝局を拝見するとプロ側がいろいろ段取りした上で快勝させてもらっているのがわかります。
 でもプロは(たとえ指導碁であっても)同じ相手には連敗しないように考えて打ってきます。三番手直りも10戦6勝も簡単なことではありません。

 多子局の置碁は月に1回もすれば十分と言われるインストラクターの方がおられました。定先か二子局が一番勉強になるとも。プロやインストラクターによる指導碁で感想戦がきっちりしている、棋譜がもらえるというのはよい指導だそうです。棋士も人なので五面打ち以上はやはり疲れるようです。日本棋院での指導碁は三面打ち3回戦が基本です(一部4回戦)。きっとこれくらいの対局数が一番効率がよいのでしょう。10面打ちとか千面対局とかはイベント以上のものではないようです。
 本当にアマのためになる指導者は本手の連続で一目勝ちを狙ってくるので、下手も自然と本手を覚えるのだそうです。しかし、アマ高段者と級位者の多子局では勝負の面が強くなってしまい、上手の紛れを求める手から下手はいいようにやられてしまう、これは上達のためにならないということでした。
 元県代表の方はプロの指導碁を受けているが2週に1回だと言っていました。県代表までいくとプロとの対局でしか刺激が受けられないと思いますが、そうでない人はレベル差が大きいので刺激を自分のものにするのが大変なのかもしれません。
 自分と同レベルから少し強い人がたくさんいる集団に属して対局後に感想を述べあうのが好ましい環境とも言われていました。この場合は本手を学ぶのは難しいですが、下手は上手の手が理解しやすいので勉強になります。上手も少し昔の自分のことを思い出して、自信をもってダメ出しができます。
 プロ棋士もインストラクターも元県代表も囲碁ファンはお金にシビアな人が多いので、金銭的に効率のよい楽しみ方、勉強方法を提供していくのが大事と言われていました。プロ棋士によると、公民館などでの地域活動によい集団が見受けられるのが囲碁の特徴だそうです。
 一般的には頭抜けて強い人が一人いると全体のレベルが上がります。50人以上の集団になると活動全体が活発になるといった効果が出てきます。きちんとした指導者がいる少人数の集団ではきめ細かい(その人にあった)指導を考えてくれます。どういう集団に属するのか、その集団の特徴をどう自分に生かしていくのかというのも強くなるには大事なことかもしれません。



 棋譜並べに戻りましょう。プロの棋譜にコゲイマ受け連発置碁はないので、置碁対策を目的とした棋譜並べはありえません。互先の棋譜から折り合いをつけて並べるということになります。

棋譜並べの小技

※級位者の間は無理に着手の理由など考えずとも素並べだけで十分効果があります(習得)。
 意味を考えるようになる(学習)のはずっと先のことです。
 徐々に考えるようになれば良いですし、
 そもそもプロの棋譜は考えてもわからないものと割り切ることも大事です。
 「ふーん、そうなんだ」くらいで十分です。
※「序盤だけ並べましょう」という助言には、
 『(最初のうちは10分集中するのも難しいので)』という意味も含まれています。
 並べる時間も10分から徐々に30分へと増やしてください。
※「自戦細解」など譜分けの多い棋譜を並べて30分以上かかる場合はそこでいったん終わりにしてください。
 この場合は同じ棋譜を繰り返し並べ、30分で終局できるようになるのが最初の目標です。
※どうしても30分を切れない人は右手に黒石、左手に白石を持って並べるというやり方もあります。
※素並べでリズミカルに並べることをおすすめします。セロトニン神経が刺激されて楽しくなります。
 小難しく考えるのではなく、並べることを楽しむことが大事です。
※断続・連続を問わず、一日40分以上の棋譜並べは棋譜並べ初心者にはお奨めしません。
 (一般に習熟効果より疲労蓄積による悪影響の方が大きくなります。)
※一譜50手割六譜分け(コウ付き270手程度、終局した棋譜)を30分で並べられるようになれば、
 それ以降の棋譜並べのやり方は好き好きです。
 高速派・熟考派、最新タイトル戦・古碁、解説精読・並べて感じる、新聞連載・高額全集
 総譜派・細解派、一局を百回・百局を一回などなど、どのやり方が自分に合うのか見つけてください。
 自分が楽しめる並べ方がわかると長続きして、結果として身につきやすくなります。
※千局並べれば初段、という言葉もあります。毎日一局(一回)並べれば3年ということになるので、
 対局・詰碁と並行して取り組めばそんなものかとも思います。千回負ければ初段、と同じ理屈です。
※50手割を100手割に増やしたり、30分を15分に縮めたりするのはとても難しいことです。
 あまり無理せず楽しむことに重きを置いてください。

自分で棋譜を集める

 「並べて学ぶ」棋譜集では「棋譜でーたべーす」へのリンクを貼っています。

[棋譜でーたべーす]
http://wiki.optus.nu/igo

[代替ホスト]
http://kifudatabase.ddo.jp/igo/
http://kifdatabase.no-ip.org/igo/

 「棋譜でーたべーす」はいまや囲碁・将棋の棋譜を収集・展開するのに欠かせないWebサービスだと思います。
 しかしながら、囲碁の場合は、他にも棋譜収集サイトがありますので、
 自分で棋譜を集めるのなら、必要に応じてサイトを使い分けるのがよいと思います。

一括ダウンロード

 一括ダウンロードに向いているサービスとして"Badukmovies pro game collection"を紹介します。

[Badukmovies pro game collection]
http://badukmovies.com/pro_games

 右側フレームの"Download collection"ボタンで5万局を圧縮形式でダウンロードできます。

 「並べて学ぶ」棋譜集に出てくる棋譜はすべてこの棋譜集に含まれていることを確認済です。
 5万局とは、アマチュアでしたら十分すぎる対局数です。

最新の棋譜

 棋譜の鮮度が重要な方や、各棋戦の予選などまで入手するのなら"棋譜ぅ"をおすすめします。

[棋譜ぅ]
http://www.kihuu.net/

 国内・海外の予選もよく収録されており、これもアマチュアでしたら十分すぎる情報量だと思います。
 (ちゅうか、これだけ鮮度とカバレッジにこだわっている人はプロだけじゃないすか?
  irvineで毎日一括ダウンロードしてkombiloで一人黙々と研究するのをいとわない人向け。)
 いっときますけどDBとしての検索機能は期待してはいけません。

アマチュアの棋譜

 アマチュアの棋譜なんて集めて使えるのか、と最初は私も思っていましたが、これも使い方です。
 「並べて学ぶ」棋譜集はアマ高段者頻出布石・定石に絞ったために簡明な形、知られた形だけになりました。
 また、定石はずれの咎め方なども調べられるので、とても便利です。
 kombiloを作成したUlrich GoertzさんがKGS 6D,7Dの人の棋譜を2001年から集めて掲載しているPageが以下です。

[Game records in SGF format]
http://www.u-go.net/gamerecords/

 15万局を超える棋譜が掲載されていますので、調べものには十分でしょう。
 KGSには力戦派が多く、プロに比べると美しさが劣るので、わざわざ棋譜並べに使う必要はないと思います。

Go database program "Kombilo"

 そうやって集めた棋譜をどうやって調べるのかですが、これはkombiloを使うことになります。
 インストール方法や使い方は以下のURLに書いてありますので、英語が読めれば簡単に準備できます。

[Kombilo 0.7.4]
http://www.u-go.net/kombilo/

 Windowsが前提ですが以下の点に注意が必要です。

 ・日本語環境で使う際は日本語のファイル名やフォルダ名には対応していないので、
  sgfファイルは"c:\kombilo"といったフォルダを作ってそこに置く。
 ・DBファイルはあまり大きいと動作が不安定になるので、1フォルダのsgfファイルは5万局程度にとどめ、
  フォルダ単位でDBファイルを作成。
 ・(ファイルの振り分け(フォルダのまとめ、分割)にはClassiNyなどを使います)

 [Badukmovies pro game collection]と[Game records in SGF format]で20万局を超えますから、
 普通のアマチュアはこれで必要かつ十分だと思います。[Game records in SGF format]もKGS 6D, 7D
 の人ですから(対戦相手は1Dくらいまでいる。置碁。)、アマとはいってもタダモノではありません。
 Britz対局(10秒碁)も多いようですけど、それで決定的に質が下がるというものでもないでしょう。

とにかく手早く手に入れたい

 ここまで書きましたが、こまごました作業がめんどくさかったら、
コンビニやキオスクで「週刊碁」(270円)を買ってくれば最新のプロの棋譜が4,5局手に入ります。
 また、インターネットでしたら朝日新聞のサイトから名人戦関連の棋譜が手に入ります。

[囲碁名人戦 観戦記一覧 ]
http://www.asahi.com/igo/meijin/PNDkansen_ichiran.html
   内容を問わず、今すぐほしいのだったらこれで十分という考え方もありますね。
 いずれもトッププロの棋譜ですから並べて悪いところはありません。

関連項目

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囲碁・オセロ板』(トップページ)

置碁必勝法検討スレ/並べて学ぶ定石とヨセ』(同レベル)
置碁必勝法検討スレ/並べて学ぶ三々打込とヨセ』(同レベル)
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置碁必勝法検討スレ/もっと並べて学ぶ定石とヨセ』(同レベル)
収録した棋士・棋譜について』(同レベル)