並べて学ぶ小目定石の周辺

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囲碁・オセロ板http://tamae.2ch.net/gamestones/

○●置碁必勝法検討スレ●○
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/gamestones/1396574063
置碁のスレが無かったので建てました

もともと置碁の攻略法を検討しているうちに初心者向けの棋譜並べに使える棋譜集めとなり、
棋譜でーたべーすへの各対局URLをまとめたらこうなりました。
Internet Explorer 11では表示が崩れることが報告されています。 Google Chrome, firefoxでは正常に表示されます。


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関連項目

おすすめの棋譜並べとやり方(囲碁)』(一つ上に移動)

囲碁・オセロ板』(トップページ)

はじめて棋譜並べに取り組まれる方へ』(同レベル)
置碁必勝法検討スレ/並べて学ぶ布石とヨセ』(同レベル)
置碁必勝法検討スレ/並べて学ぶ三々打込とヨセ』(同レベル)
置碁必勝法検討スレ/もっと並べて学ぶ定石とヨセ』(同レベル)
収録した棋士・棋譜について』(同レベル)

第一集『一間高ガカリ・下ツケ カケツギ』

 この型は多くの書籍で変化を扱っています。
  「Baduk Pro Game Scores」と「棋譜でーたべーす」の両方で確認できる初出(以降同様)は以下となります。

  • 1958年10月13日 第2回 日本最強者戦 リーグ 白番 呉清源 黒番 木谷実

 様々な研究がなされ、現在は級位者向けの定石本でも必ず詳細な変化が取り上げられています。
 プロの棋譜は以下の2局の間に短い断絶があります。

1999-08-26第32回 早碁 選手権 黒 山下敬吾  白 高尾紳路
2000-04-24第 9回 竜星戦    白 趙治勲   黒 小林覚

 その後も打ち継がれていますが、この前後で出現頻度は第二集の型と逆転し、目先で一路広げることもできるがその後の選択肢を狭める可能性もある定石という評価になったようです。

 アマチュアの対局では黒から❶、❷の2つのパターンが抽出できました。
 実はもう一つ、白から(Q,08)という着手があるのですが、
これについてはプロの棋譜からから頻出型で終局しているものが出てきませんでした。

__ABCDEFGHIJKLMNOPQRS
01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓
02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼❷┼┼┼┼┼┼┨
03┠┼┼┼┼┼❶┼○┼┼┼┼○●●┼┼┨
04┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼○┼○╋●┼┨
05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
06┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┨
07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨

「基本定石事典」上巻・第二部・ 3・3図 P.304
「はじめての基本定石」第二章・ 2・1図 P.144
「」P.
「中盤の花形戦法」第1章・テーマ4 P.26
「基本定石の周辺」第2章・テーマ2 P.123

(で、別のページへのリンクを貼り、頻出型と棋譜はそちらを参照にする。)

第二集『一間高ガカリ・下ツケ 堅ツギ 低く開く』

 この形は第一集~第三集の三型のうち、もっと堅い形とされています。
 初出は

  • 1942年7月1日 大手合 春期、白番 木谷実 対 黒番 篠原正美

 です。1990年代後半に一度出現頻度が減少しました。特に1998年8月27日(小林光一対工藤紀夫)~2000年3月9日(中野寛也対小林光一)の間の一年半間は全く棋譜がなく、一度絶滅したようにも見えますが、それ以降は急速に復活しています。この時期が星定石全盛であったことと、2002年のコミ6目半への改定、などからそれ以降は俗に”せちがらい”、”なんでもあり”と言われるようになってきたことと無縁ではないのでしょう。
 あまりにも堅いためか定石本での記述は少な目で、それがゆえにたいしたことない定石と思われてしまうかもしれません。しかしながら「並べて学ぶ定石とヨセ」でも第二集に掲載しているように、習熟優先順位の高い定石だと思います。
 アマチュアの対局では黒から❶、白から①の2つのパターンが抽出できました。

__ABCDEFGHIJKLMNOPQRS
01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓
02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
03┠┼┼┼┼┼┼❶┼○┼┼┼○●●┼┼┨
04┠┼┼╋┼┼┼┼┼╋┼┼┼○○╋●┼┨
05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
06┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼●┼┨
07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼①┼┨

「基本定石事典」上巻・第二部・ 3・36図 P.313
「はじめての基本定石」第二章・ 1・ 1図 P.140
「」P.

(で、別のページへのリンクを貼り、頻出型と棋譜はそちらを参照にする。)

第三集『一間高ガカリ・下ツケ 堅ツギ 高く開く』

(少し説明文を入れる) アマチュアの対局では黒から❶~❹、白から①~③の7つのパターンが抽出できました。

__ABCDEFGHIJKLMNOPQRS
01┏┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┯┓
02┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼❷┼┼┼┼┼┼┨
03┠┼┼┼┼┼┼❶┼┼┼┼┼○●●┼┼┨
04┠┼┼╋┼┼┼❸┼○┼┼┼○○③●┼┨
05┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
06┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼❹②┼●┼┨
07┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┨
08┠┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼①┼┨

「基本定石事典」上巻・第二部・ 3・39図 P.313
「」P.
「中盤の花形戦法」第1章・テーマ1 P.8
「基本定石の周辺」第2章・テーマ1 P.113

(で、別のページへのリンクを貼り、頻出型と棋譜はそちらを参照にする。)

第四集『小ゲイマガカリ・コスミ 三間ビラキ』

「基本定石事典」上巻・第一部・ 1・12図 P. 19
 

第五集『大ゲイマガカリ・コスミ 二間ビラキ』

「基本定石事典」上巻・第三部・ 1・ 1図 P.468
 

『並べて学ぶ小目定石の周辺』 について

 『並べて学ぶ小目定石の周辺』に出てくる定石・棋譜は以下の手順で調べました

・『もっと並べて学ぶ定石とヨセ』第一集に出てくる定石9型のうち小目の5型についてその周辺着手を調査
・KGS 6,7Dの棋譜(約17万局)から周囲一間分の出現頻度を検索
・100回以上出現する着手について、その後の進行も調査
・プロ棋譜(約6万局)から該当着手についてプロとして頻度の高い出現パターンを検索
・該当パターンが出現するプロ棋譜を検索。終局している棋譜を抽出
・複数ある場合はなるべく1990年代近辺の棋譜を選ぶ

 章題、すなわち定石の名前は「基本定石事典」の命名に揃えました。

 参考文献(解説のやさしい順)

「基本定石事典」(高尾伸路 日本棋院)
「はじめての基本定石」(小林覚 棋苑図書)
「」
「中盤の花形戦法 運用、撃退マニュアル」(加藤充志 日本棋院)(※「中盤の花形戦法」と略記)
「基本定石の周辺」 (安斎伸彰 日本棋院)


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